【徹底解説】アンペアタイム12V100ahバッテリーのメリットデメリット

ポータブル蓄電池

※2022年9月11日更新

お客さん
お客さん

アンペアタイムというバッテリーが良いと聞いたのですが、メリットデメリットを教えていただけないでしょうか。

こんなお悩みにお答えします。

✅本記事の内容

・アンペアタイムのバッテリーの基本スペック

・5つのメリット

・2つのデメリット

・アンペアタイムの使い方手順

・アンペアタイムで使用できる電気機器

・こんな方に、アンペアタイムのバッテリーはオススメ

✅本記事の信頼性

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✔太陽光発電メーカーに10年間勤務(現役

✔本業で、蓄電池を販売中

✔複数の蓄電池の情報収集、比較検証済み

アンペアタイムのバッテリーの性能やメリットデメリット、どうやって使うのかわかりにくいですよね。

この記事を見てもらえれば、アンペアタイムのバッテリーの基本スペックやメリットデメリット、使い方の手順、どんな機器が使えるのかが理解できるようになります。

アンペアタイムのバッテリーの基本スペック

specification-of-the-ampere-time-battery

それでは、アンペアタイム蓄電池の基本スペックを見ていきましょう。

蓄電池のタイプポータブル蓄電池
蓄電容量1280Wh
保証年数5年
定格出力1280W
サイクル数4000回以上(10年以上)
充電方式ACアダプター、太陽電池パネル
外形寸法(mm)
(幅×奥行き×高さ)
329mm×172mm×214mm
蓄電池1台の重さ11.5kg
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一言でいうと、軽量コンパクトでコスパがかなり良いバッテリーになります。

蓄電容量が1280Whあるので、停電時やキャンピングカーの使用でもスマホ充電や冷蔵庫、お湯をわかしたり調理をすることができます。

定格出力も1280Wもあるので、消費電力の大きな電気機器を同時に使っても問題ないです。

お客さん
お客さん

そもそも、蓄電容量と定格出力って何なの?

✅用語解説

蓄電容量 ⇒ 蓄電池に貯められる最大の電気容量のこと

定格出力 ⇒ 一度に使える電気量のこと

言葉だけ聞いてもわかりにくいと思いますので、実際に電気機器で見ていきましょう。

例えば、冷蔵庫(消費電力100W)とテレビ(消費電力60W)を見る場合を想定しましょう。

✅冷蔵庫とテレビを見る場合

蓄電容量⇒1時間使った場合は、160W×1時間(h)の160Whを使う

定格出力⇒消費電力160Wは定格出力1280Wよりも小さいため使用可能

冷蔵庫とテレビを使い続けるなら、8時間(1280Wh)は使い続けられるということです。

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つまり、定格出力は使いたい機器が「そもそも使えるのか」を表していて、蓄電容量は使いたい機器が「何時間使えるのか」を表しています。

どんな電気機器をどれくらい使いたいのかをイメージをして、アンペアタイムの12V100Ahバッテリーが自分にベストな蓄電池なのか見定めましょう。

アンペアタイムの5つのメリット

merit-of-ampere-time-12v100ah-battery

それでは、アンペアタイム12V100ahバッテリーのメリットを見ていきましょう。

✅メリット

・長寿命

・軽量

・実際に使用できる電気容量が多い

・停電時に必要最低限の生活が送れる

・コストが安い

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5つのメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット①:長寿命

まずは、バッテリーの寿命が長い点です。

アンペアタイムのバッテリーのサイクル数は4,000サイクル以上で保証も5年間ついています。

お客さん
お客さん

サイクル数が4,000サイクルってどういう意味?

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サイクル数は、充電と放電の回数のことです。

つまり、4,000サイクル以上ということは毎日充電と放電を続けても10年以上は使い続けられるということになります。(4,000サイクル÷365日)

寿命が長い理由は、アンペアタイムのバッテリーはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しているためです。

リン酸鉄リチウムイオン蓄電池」と「鉛蓄電池」のサイクル数の違い

リン酸鉄リチウムイオン蓄電池:4,000サイクル以上(寿命は10年以上)

鉛蓄電池:200~500サイクル(寿命は3年程度)

リン酸鉄リチウムイオン蓄電池は、通常のバッテリーよりも高価ですが品質と寿命が長い特徴があります。

メリット②:軽量

次に、バッテリーが軽量である点です。

12V100ahのバッテリーは、11.5㎏しかありません。

お客さん
お客さん

11.5㎏って結構重いと思うんだけど。。

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11.5㎏だけ聞くと重く感じますが、例えば同じバッテリー容量の鉛蓄電池だと30㎏くらいの重さになります。

30㎏だと、持ち運ぶことも難しいので11㎏は同容量で比較すると軽いと言えます。

11㎏程度であれば、キャンプや停電時に使いたい機器までの持ち運びが可能です。

メリット③:実際に使用できる電気容量が多い

次に、実際に使用できる電気容量が多い点です。

同じ蓄電池容量でも、実際に使える電気容量がバッテリーごとに異なります。

お客さん
お客さん

どういうこと?

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バッテリーごとに蓄電池の寿命を長くするために、使える電気量を制限しているものがあります。

つまり、バッテリーによっては「表示している蓄電池容量」と「実際に使える蓄電池容量」が異なるものがあるということです。

少しわかりにくいと思いますので、下の絵を見てみましょう。

具体的に、多くのバッテリーは蓄電池容量の10%~20%が実際に使えないタイプが多いです。

アンペアタイム12V100ahのバッテリーであれば、定格容量1280Whをまるごと使用できます。

メリット④:停電時に必要最低限の生活が送れる

次に、停電時でも必要最低限の生活が送れる点です。

バッテリー容量が1,280Whの範囲内で、必要最低限の電気機器が使えます。

お客さん
お客さん

具体的には、どんな機器がどれくらい使えるの?

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停電時を想定すると、下記の電気機器は十分使うことができます。

テレビ、スマホ、炊飯器、電気ポットを1時間使って場合に、使用する消費電力が840Whです。

これだけ1時間使ったとしても440Whがバッテリーの残容量として残っています。

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もし、太陽電池パネルがあればバッテリーに充電することも可能です。

12V100ahバッテリーであれば、300Wの太陽電池がオススメになります。

太陽光パネルからの充電が見込めるなら、バッテリーの残容量がなくなっても安心して停電時でも生活することができます。

メリット⑤:コストが安い

最後に、コストが安い点です。

一般的なポータブルバッテリーと比べてもアンペアタイムのバッテリーは破格で購入することができます。

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12V100ahバッテリーの価格は、46,699円です。

お客さん
お客さん

蓄電池バッテリーの相場価格がわからないのだけど、安いの?

12V100ah(1280Wh)バッテリーと同等のものを他で購入する場合は、金額が100,000円程度かかってきます。

バッテリー業界の中でも、コスパ最強のバッテリーと言っても過言ではありません。

※Amazonでも販売されてますが、上記の公式サイトで購入する方が安いです。

アンペアタイムの2つのデメリット

次に、アンペアタイム12V100ahバッテリーのデメリットを見ていきましょう。

✅デメリット

・取扱説明書が英語で使い方がわかりにくい

・バッテリーだけでは使用できず、インバータが必要

デメリット①:取扱説明書が英語で使い方がわかりにくい

まず、取扱説明書が英語で使い方がわかりにくい点です。

参考に、下写真の左側がマニュアルの表紙で、右側が中身の一部になります。

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絵も載っていて簡単な英語なのでなんとなく理解はできますが、少し抵抗を受けてしまうかもしれません。

具体的にどのように使うのかは、後ほどの「アンペアタイムのバッテリーの使い方手順」でお伝えします。

デメリット②:バッテリーだけでは使用できず、インバータが必要

次に、バッテリーだけでは使用できず、インバータが必要な点です。

お客さん
お客さん

え?バッテリーだけで使えないってことは追加で買わないといけない機器があるの?

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はい、そうです。バッテリーから電気機器を使うためのインバータが必要になります。

Amazonで下記のインバータが比較的安く販売されており、コンセントの差し込み口が4つとUSBケーブル端子が1つついておりますのでオススメです。

ちなみに、バッテリーとインバーターを合わせても60,000円程度なので、一般的な同容量のポータブルバッテリーよりも半額近くで購入できて断然安いです。

アンペアタイムのバッテリーの使い方手順

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次に、アンペアタイムのバッテリーの使い方を具体的に見ていきましょう。

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わたし自身も初めて使うときは、迷いながらだったので参考にしてみてください。

最終の完成形の写真は、下記のようになります。

アンペアタイムから送られてくるバッテリーに、追加で購入したインバーター(プラスとマイナスケーブル)を繋げば完成します。

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バッテリーとインバーターのプラス端子(赤色)とマイナス端子(黒色)同士をケーブルで繋ぐようにしましょう。

誤ってプラス端子とマイナス端子を繋いでしまうと破損してしまう可能性があるので注意が必要です。

アンペアタイムで使用できる電気機器

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次に、アンペアタイムのバッテリーで使用できる電気機器はどんなものがあるのか見ていきましょう。

電気機器の消費電力は、製品機種によっても異なり、また最新の電気機器の方が消費電力は小さいこともあるので、あくまで参考として見てもらえればと思います。

アンペアタイムのバッテリーで主に使用できる電気機器(テレビ、スマホ、炊飯器、電気ポット)の消費電力は下絵のようになります。

✅停電時を想定した使い方

スマホ充電:120Wh(家族4人×3日分)

テレビ視聴:240Wh(3時間の視聴分)

炊飯器:300Wh(2日分)

電気ポット:600Wh(1日分)※2.2L程度

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上記を使った場合で消費電力は1260Whで残り20Whは何かに使うことができます。

お客さん
お客さん

他に使える機器はどんなものがあるの?

電気機器消費電力
電気ポット600~800W
掃除機850~1000W
こたつ300~600W
ファンヒーター10~450W
洗濯機(洗濯時)200~400W
冷蔵庫100~300W
テレビ(液晶)80~200W
デスクトップPC60~300W
ノートPC40~100W
加湿器10~40W
電気毛布50~80W
空気清浄機10~70W

「どの機器をどれくらいの時間使うか」が停電時は最重要ポイントです。

消費電力が1280W以内であれば、先ほど紹介したインバーターで4つまで同時に使えるので多くの電気機器を動かすことができます。

こんな方に、アンペアタイムのバッテリーはオススメ

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それでは、どんな人にアンペアタイムのバッテリーがオススメできるのか見ていきましょう。

✅こんな方には、アンペアタイム12V100ahがオススメ

・停電時でも最低限の電源確保をしたい人

・マンションやアパートにお住まいの人

・車中泊やキャンプでも複数の電気機器を同時に使いたい人

・コスパ重視の人

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一軒家に住んでいない方、キャンプをよくされるやキャンピングカーのサブバッテリーに利用される方に、アンペアタイムはコスパが良いため人気があります。

安全性が高くて長寿命で、ここまでコストが安いバッテリーは控えめに言っても他にはありません。

災害対策などで検討している方にも、オススメできるバッテリーです。

まとめ

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今回は、アンペアタイムの12V100ahバッテリーについてお伝えしました。

改めて、アンペアタイム12V100ahのメリットデメリットを見ておきましょう。

✅メリット

・長寿命

・軽量

・実際に使用できる電気容量が多い

・停電時に必要最低限の生活が送れる

・コストが安い

✅デメリット

・取扱説明書が英語で使い方がわかりにくい

・バッテリーだけでは使用できず、インバータが必要

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初心者の方には、使い方の部分で少し抵抗がありますがコスパ最強のバッテリーといっても過言ではありません。

アパートやマンションに住んでいる方は、太陽光発電や家庭用蓄電池の設置が厳しいですが、いつ起こるかわからない災害に対してアンペアタイムのバッテリーを購入をして災害対策をしていきましょう。

また、キャンプをする方にとってはキャンプで出来ることの幅が広がること間違いありません。

アンペアタイムのバッテリーはコスパが良いので、キャンピングカーのサブバッテリーとしても認識です。

アンペアタイムのバッテリーを購入して、快適な生活を手に入れましょう。

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