※2023年5月2日更新
CEV補助金でV2Hが安く購入できると聞いたんだけど、どんな補助金でどういう手順で進めていけば良いのか教えてもらえないでしょうか?
こんなお悩みにお答えします。
✅本記事の内容
・CEV補助金でV2Hを破格で買う方法
・そもそもCEV補助金とは何か?
・CEV補助金をもらうための手順
・CEV補助金でV2Hを安く買うために抑えておきたいポイント
✅本記事の信頼性
✔太陽光発電メーカーに10年間勤務(現役)
✔本業で、V2Hを販売中
✔住宅用太陽光発電は毎月120棟以上を2年以上販売継続中
CEV補助金と聞いても普段聞きなれない言葉で、どんな補助金でどれくらいお得にV2Hが購入できるのかわかりにくいですよね。
この記事を読んでもらえれば、CEV補助金の概要やどれくらいお得な補助金なのか、補助金をもらうための手順やCEV補助金を上手く活用するために抑えておきたいポイントが理解できるようになります。
CEV補助金でV2Hを破格で買う方法
それでは、CEV補助金でV2Hを破格で買う方法を見ていきましょう。
結論から言うと、「CEV補助金+地方自治体補助金」で半額以下でV2Hは買えます。
そんな怪しい話が本当にあるの?
CEV補助金は国の補助金で、V2Hが半額程度で購入できます。それに、各自治体によりますがV2Hへの補助金を出している場合は補助金を組み合せられるため、さらに安く購入可能です。
※例えば、東京都の補助金との併用が可能です。詳細は「東京都補助金」の記事参照。
既に「CEV補助金+地方自治体補助金」の活用に気づいている方は、タダ同然でV2Hを手に入れるために補助金申請を進めています。
私も太陽光発電業界にいるため、多くの情報が販売店様から入ってきます。
実際に、CEV補助金が出てからV2Hの問い合わせが急増しており、V2Hの注文が殺到していて生産が追い付かず納期遅延が発生しているのが実情です。
※2023年5月時点で、ニチコン製V2Hの納期は4~6ヶ月程度になります。
反響が高いのはわかったけど、CEV補助金がどんな補助金で補助金申請の手順も詳しく教えてくれない?
CEV補助金の概要や補助金申請の手順も詳しく説明していきますが、とにかく早くCEV補助金を進めたい方は、CEV補助金で既に実績が多数ある「㈱Ex World」に問い合わせがオススメです。
※元太陽電池メーカー営業マンが設立した会社で、Youtubeでも活動している話題の会社です。
そもそもCEV補助金とは何か?
それでは、CEV補助金の概要について見ていきましょう。
ちなみにCEVとは、Clean Energy Vehicleの略で日本語に訳すと「クリーンエネルギー自動車」です。
今回は、個人の方がCEV補助金でV2Hを購入する場合の概要に絞ってお伝えします。
✅CEV補助金の概要
予算額:50億円
補助金の申請受付期間:2023年3月31日~予算終了まで
補助金額:①機器購入費の1/2(上限75万円)
②工事費は上限40万円
対象者:個人
CEV補助金は、設備費+工事費で最大115万円の補助金が出るということです。
そもそもV2Hの相場価格がわからないんだけど、どれくらいなの?
V2Hの相場価格はメーカーや機種によっても異なりますが、設備費+工事費で100万円~150万円程度になります。
補助金なしでは正直高すぎて、一定の富裕層しか手が出ない金額ですがCEV補助金を使うことで誰でも購入できる価格帯になるので、CEV補助金はかなり魅力的な補助金になっています。
そもそも、なんでこんなにも補助金が多く出るの?CEV補助金の目的はなに?
CEV補助金の目的は、大きく2つあります。
✅CEV補助金の2つの目的
①電気自動車や燃料電池自動車で災害対策を強化するため
②電力の需要と供給のバランス調整のため
他の国と比べても日本は災害が多く、最近では電力ひっ迫などのエネルギー供給問題が注目されております。
このような問題を解決していくためには蓄電池をはじめとして今後は電気自動車や太陽光発電、そしてそれを繋ぐV2Hの役割はますます重要になってきます。
電気自動車とV2Hの普及拡大のために、個人でも手に入りやすいように国がCEV補助金を用意しているということです。
正直、今までは電気自動車が普及すればV2Hが普及すると言われたり、V2Hが普及すれば電気自動車が普及するといった終わらない議論が繰り広げられており、CEV補助金で纏めて普及させようという狙いがあります。
V2Hを個人宅に設置できれば、国が理想とする未来に近づくのは間違いありませんが、太陽光発電、電気自動車、V2Hの相性は良いためお客様自身も電気の自給自足が可能になります。
つまり、電気代が今後高騰していく中で節電に大きく役立つということです。
CEV補助金をもらうための手順
次に、CEV補助金をもらうための手順について見ていきましょう。
手順① | V2Hの情報収集をして、ベストなV2Hを探す |
手順② | V2Hの取扱いの販売店に問い合わせ |
手順③ | V2Hをどう設置するか現地調査 |
手順④ | CEV補助金申請(販売店が対応) |
手順⑤ | CEV補助金の交付決定 |
手順⑥ | V2Hの発注、V2Hの設置工事 |
手順⑦ | 実績報告(販売店が対応) |
手順⑧ | 補助金の確定通知書発行 |
手順⑨ | 補助金交付(お客様口座に振込) |
それぞれの手順について、詳しくお伝えします。
手順①:V2Hの情報収集をして、ベストなV2Hを探す
まずは、お客様に合ったベストなV2Hがどれなのか情報収集をしましょう。
一般的なV2Hラインナップをご紹介します。
✅V2Hのラインナップ
・ニチコン製V2H(トライブリッド蓄電池システム、EVパワーステーション)
・デンソー製V2H
・デルタ製V2H
・東光高岳製V2H
・パナソニック製V2H(2023年夏頃に新発売予定)
・オムロン製V2H(2023年秋頃に新発売予定)
V2Hで一番人気のあるものは「ニチコン製のV2H」です。
2023年5月時点で、V2Hの9割はニチコン製です。ニチコンは他社にもV2HのOEM品を供給しているので、販売元はニチコンが占めているということになります。
下記は2022年6月に新発売したニチコン製のトライブリッド蓄電システムになります。
もう少し詳細が気になる方は「ニチコン製トライブリッドシステム」の記事を覗いてみてください。
ちなみに、EVパワーステーションは既に太陽光発電は設置済で今からV2Hを購入したい方向けのV2Hになります。
手順②:V2Hの取扱いの販売店に問い合わせ
次に、V2Hの取扱いの販売店に問い合わせをしましょう。
興味のあるV2Hが決まれば早速、販売店に問い合わせをして補助金を取るための準備を進めていきます。
CEV補助金申請が手馴れている販売店に問い合わせをするのがポイントです。
今回は、元太陽電池メーカーの人脈を生かして多くのV2H取引先を持たれている「㈱Ex World」をオススメしています。
「CEV補助金+地方自治体補助金」が使えるのか、破格でV2Hを購入できるのか確認してみてください。
手順③:V2Hをどう設置するか現地調査
次に、V2Hを自宅のどこに設置できるのか現地調査をする必要があります。
販売店と現地調査の日程調整をして、そもそもV2Hが自宅に設置できるのか確認していきます。
現地調査をせずにCEV補助金申請をして、補助金が取れるようになっても実際に設置する場所がなかったということもありますので、現地調査は必ず行いましょう。
逆に、現地調査をせずにCEV補助金の案内をして販売を押し付けるような販売店から購入すると大きなトラブルになるため販売店選びも注意が必要です。
手順④:CEV補助金申請(販売店が対応)
現地調査で問題なくV2Hが設置できることが確認できれば、ようやくCEV補助金の申請に移ります。
CEV補助金の申請自体はお客様が行うのではなく、V2Hを購入する販売店が代理で行ってくれます。
補助金申請をしたことがあるのか最初に確認するのもオススメです。
販売店が代理で申請する上で必要なお客様情報などは提供する必要があります。
手順⑤:CEV補助金の交付決定
CEV補助金申請をしてから、1~2ヵ月で交付通知書が発行されます。
通知書が発行されるのは、今回のCEV補助金の運営団体である「一般社団法人 次世代自動車振興センター」です。
手順⑥:V2Hの発注、V2Hの設置工事
CEV補助金の交付が決まれば、いよいよV2Hの発注と設置工事に移ります。
2023年5月現在で、CEV補助金の反響もありV2Hの納期が遅延しております。
早めの発注をするように意識しておきましょう。
また、補助金は全ての手続きが終わってからお客様口座に振込になるため、発注時にはV2H本体+設置工事の費用がかかってきます。
手順⑦:実績報告(販売店が対応)
V2Hの設置工事が終わってからは、販売店から一般社団法人次世代自動車振興センターに対して実績報告を行います。
実績報告は2024年1月31日までが期日となるため、手順⑥でもお伝えしたように早めに発注をしてV2Hの確保をする必要があります。
手順⑧:補助金の確定通知書発行
実績報告が不備なく完了すれば、一般社団法人次世代自動車振興センターから補助金の確定通知書が発行されます。
手順⑨:補助金交付(お客様口座に振込)
補助金の確定通知書が発行された後に、お客様の指定口座に補助金額が振込されます。
CEV補助金でV2Hを安く買うために抑えておきたいポイント
最後に、CEV補助金でV2Hを安く買うために抑えておきたい5つのポイントをお伝えします。
✅CEV補助金でV2Hを安く買うための5つのポイント
①CEV補助金の申請実績が多い会社に依頼する
②各自治体の補助金状況を把握している販売店に依頼する
③V2Hの施工実績が多い会社に依頼する
④V2Hの取扱いが多い会社に依頼する
⑤V2Hを安く仕入れられる会社に依頼する
CEV補助金は取れてもV2H自体の仕入れや調達ができるところが少ないので、仕入れルートが多く安く販売してくれる販売店が重要になってきます。
実際に、昨年はCEV補助金は取れたけどV2Hの納期が間に合わないため、CEV補助金が使えない人が続出しました。
ちなみに、お客様がV2Hを安く購入したいのであれば上記④⑤が対応できる販売店かどうかを確認してみてください。
オススメは「㈱Ex World」になりますが、他にも確認してみたいという方であれば「㈱ゼロホーム(エコ発電本舗)」や「㈱グッドフェローズ(タイナビ)」にも相談してみてください。
まとめ
今回は、CEV補助金についてお伝えしました。
改めて、CEV補助金の概要をおさらいしておきましょう。
✅CEV補助金の概要
予算額:50億円
補助金の申請受付期間:2023年3月31日~予算終了まで
補助金額:①機器購入費の1/2(上限75万円)
②工事費は上限40万円
対象者:個人
補助金は予算がなくなり次第で終了になるため、早いもん勝ちになってしまいます。
また、V2Hの発注が殺到していることもあり少しでも購入意思がある方はCEV補助金申請を進めていくことをオススメします。
実績報告の期限は、2024年1月31日です。
使える補助金をフルで活用して、お得にV2Hを手に入れて快適な生活を送りましょう。
まずは、見積依頼から問い合わせをして具体的に補助金申請やV2H納期を確認してみましょう。
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