【これから流行る!】ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」

時事・コラム

※2024年4月24日更新

お客さん
お客さん

電気自動車の電気を家でも使えるV2Hが気になっていますが、どのような機器なのかメリットデメリットを教えていただけないでしょうか。

こんなお悩みにお答えいたします。

✅本記事の内容

・ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」の製品特徴

・ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」のメリット

・ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」のデメリット

・こんな方に、ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」はオススメ

・ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」の相場コスト

✅本記事の信頼性

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✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務(現役

✔営業として、蓄電池も販売経験有

✔月に10台以上の蓄電池販売を継続

2030年にガソリン車の販売を禁止することを政府が公表し、電気自動車の注目度が高まる中で、密かにV2Hがどういうものなのか、本業でも問い合わせが増えてきました。

これまでは、あまり普及もしてこなかったV2Hですので、どのような機器なのかわからない方も多いと思います。

この記事を見てもらえればV2Hがどのような製品なのか、メリット・デメリットが理解できるようになります。

ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」の製品特徴

spec-of-ev-powerstation

それでは、ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」の製品を詳しく見ていきましょう。

スタンダードプレミアムプレミアムPlus
サイズ(mm)
(W×H×D)
809×855×337809×855×337809×855×337
重さ88kg91kg91kg
ケーブル長さ3.7m7.5m7.5m
停電時の定格電圧AC101V
特定負荷
AC202V
全負荷
AC202V
全負荷
停電時の定格出力3kW6kW6kW
保証年数2年5年5年
操作本体スイッチのみ本体スイッチ+スマホ自動
設置場所屋外屋外屋外
動作温度-20℃~40℃-20℃~40℃-20℃~40℃
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スタンダードは価格が安いですが、停電時操作性を考えると「プレミアムPlus」がオススメです。

EVパワーステーションは、「スタンダード」と「プレミアム」と「プレミアムPlus」の3種類があります。

お客さん
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それぞれどんな特徴があるの?

停電時の各EVパワーステーションの特徴、注意点は下記の通りです。

✅停電時の各V2Hの特徴及び注意点

スタンダード:太陽光発電の電気を電気自動車に貯めることができない

プレミアム:電気自動車にケーブルを配線すれば電気を貯められる

プレミアムPlus:スイッチだけで自動で電気を貯められる

スタンダードモデルの場合は停電時に太陽光発電の電気を電気自動車に貯めることができません。

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スタンダードは価格が安いのが魅力的ですが、停電時にも電気自動車を蓄電池として活用されたい方はプレミアムもしくはプレミアムPlusがオススメです。

また、プレミアムとプレミアムPlusであれば202Vで全負荷なので、大型エアコンやIHクッキングヒーターなどの200V機器を含めて家全ての電気を賄うことが可能です。

ちなみに、本記事には載せておりませんが新型EVパワーステーションも2024年4月より発売開始しました。

気になる方は、「Q.READY」の記事で概要のせておりますのでご確認してみてください。

そもそもV2Hとはどんな機器?

what-is-v2h

次に、V2Hがどんな機器なのか見ていきましょう。

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V2Hは、「Vehicle to home」の頭文字を取って、「車から家へ」という意味です。

つまり、電気自動車から家に電気を送れるし、その逆で家から電気自動車にも電気を送れるシステムのことを総称してV2Hと言います。

下絵のイメージを掴んでみてください。

お客さん
お客さん

V2Hは、電気自動車と家を繋ぐ役割ということね?

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そうですね。電気自動車の電気と太陽光発電の電気を行き来させることができる機器がV2Hです。

世界でも日本でも電気自動車を普及させていく目標があるので、現在は電気自動車やV2Hに補助金が出ています。(補助金内容はのちほど解説)

脱炭素がキーワードで、今後はますます電気自動車が当たり前の世の中に変わっていくため「太陽光発電+V2H+電気自動車」の組み合わせは増えていきます。

お客さん
お客さん

どれくらいの電気が使えるの?

例えば、40kWhの蓄電池を積んだ電気自動車であれば、停電時に天候が悪くて太陽光発電からの充電が出来なかったとしても、3日間は電気を使うことができます。(1日の使用量を10kWh相当)

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電気自動車に搭載されている蓄電池容量は、一般的に家庭用の定置型蓄電池よりも容量が大きいため、いざという時に電気をたくさん使える特徴があります。

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ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」のメリット

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それでは、EVパワーステーションのメリットを見ていきましょう。

✅EVパワーステーションのメリット

・電気自動車への充電速度が通常の2倍速い

・電気代が安くなる

・停電時に、家庭内の機器も電気自動車も使える

メリット①:電気自動車への充電速度が通常の2倍速い

1つ目が、電気自動車への充電速度が2倍速い点です。

電気自動車の蓄電池容量にもよりますが、例えば新型日産リーフ40kWhだと16時間かかるところ満充電をするのに8時間で済みます。

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電気自動車の充電に時間がかかるのはイライラしますので、V2Hはそのイライラを解消してくれます。

メリット②:電気代が安くなる

2つ目が、電気代が安くなる点です。

電気自動車に充電する時間を夜間(23時~6時の深夜電力)にすることで、割安な電気を貯めて昼間の高い電気を使わずにすることで電気代を節約することができます。

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他にも、会社やスーパーでも無料で電気自動車に電気を貯める場所もあるので、それを利用することで更に電気代を安くすることも可能です。

昼間に無料の電気を電気自動車に貯めて、夜間に電気自動車の電気を家庭内で使えば電気代の節約に繋がります。

メリット③:停電時に、家庭内の機器も電気自動車も使える

3つ目が、停電時に家庭内の電気機器や電気自動車も使える点です。

V2Hがあれば、電気自動車に「家庭用の蓄電池の機能」が加わります。

家庭用の蓄電池があれば、停電時でも家の中の電気機器を使える点は良いですが、これから電気自動車が普及していくことを考えるとV2Hを購入して、電気自動車を蓄電池代わりにすることもオススメします。

ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」のデメリット

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次に、EVパワーステーションのデメリットを見ていきましょう。

✅EVパワーステーションのデメリット

・停電時の操作が手動(スタンダードモデルのみ)

・電気自動車の蓄電池劣化が早まる

デメリット①:停電時の操作が手動(スタンダードモデルのみ)

1つ目が、スタンダードモデルのみ停電時に操作が手動な点です。

V2H自体の電源確保をする必要があり、そのため電気自動車のシガーソケットに線をつないで電気をV2Hに供給する必要があります。

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災害はいつ起こるかわかりませんので、いざ災害が発生した時に操作方法を覚えているか、少なくとも取扱説明書を見て操作できるようにしておく必要があります。

スイッチ1つで動かしたい方は、プレミアムPlusを選ぶようにすれば手間がなくなります。

デメリット②:電気自動車の蓄電池劣化が早まる

2つ目が、電気自動車の蓄電劣化が早まる点です。

蓄電池は、充放電(サイクル)の数が多くなるにつれて、経年劣化が起こります。

お客さん
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経年劣化が起こるとどうなるの?

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経年劣化で、蓄電池に貯められる電気量が少なくなっていきます。

V2Hを導入することで、電気自動車として蓄電池を充放電するだけでなく、家への電気供給も対応できるようになるため、普段使うよりも多く充放電が行われる可能性が高いです。

気にするレベルではありませんが、蓄電池の経年劣化が少し早くなります。

つまり、電気自動車の走行距離に少し影響するということです。

こんな方に、ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」はオススメ

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次に、EVパワーステーションはどんな人にオススメなのか見ていきましょう。

✅EVパワーステーションをおすすめしたい方

・災害時に不自由をしたくない方

・太陽光発電も電気自動車も興味がある方(または、持っている方)

災害対策として手軽で身近な順番でいくと、「太陽光発電」⇒「太陽光発電+蓄電池」⇒「太陽光発電+電気自動車+V2H」になります。

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どのステージまで災害対策に拘るかもポイントになります。

ただ、2030年にはガソリン車が完全販売終了になる未来を考えると、太陽光発電+電気自動車+V2Hの3点セットは今後普及していくことは確実です。

既に、太陽光発電もしくは電気自動車を持たれている方(既にどちらも持っている方)は、V2Hも購入して快適ライフを始めるべきでしょう。

ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」の相場コスト

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次に、EVパワーステーションの相場コストを見ていきましょう。

✅EVパワーステーションの定価

・スタンダードモデル ⇒ 398,000円(工事は別)

・プレミアムモデル ⇒ 798,000円(工事は別)

・プレミアムPlusモデル ⇒ 1,723,500円(工事は別)

スタンダードモデルは、かなりお安いですが機能面を見ると、オススメできないです。

「プレミアムモデル」か「プレミアムPlusモデル」をオススメします。

お客さん
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こんな高い金額で買えるわけないじゃない。。

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あくまで定価なので、上記金額よりも安く買うことができます。また、EVパワーステーションは補助金を活用すればかなりお得に買えます。

2023年度に「DP補助金」という国の補助事業があります。

それを使えば、定価の半額以下で購入することも可能です。

そして、確実に安く買うコツを下記で紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

✅確実に安く買う方法

①スポンジ公認の販売業者に見積をする(下サイトで無料見積可能)

②購入する時期に使える補助金がないか確認してもらう

③補助金の代行申請を行ってもらうことを確認して契約する

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太陽光発電と蓄電池含めた関連商材は、「本当は安く買えるのに高く買わされている人が多い」と本業でも感じているので、最も安く買える方法で皆さんは買ってください。

見積するのに費用はかからないので安心です。

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まとめ-EVパワーステーション

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今回は、ニチコン製のV2H「EVパワーステーション」についてお伝えしました。

改めて、メリットデメリットを見ておきましょう。

✅EVパワーステーションのメリット

・電気自動車への充電速度が通常の2倍速い

・電気代が安くなる

・停電時に、家庭内の機器も電気自動車も使える

✅EVパワーステーションのデメリット

・停電時の操作が手動(スタンダードモデルのみ)

・電気自動車の蓄電池劣化が早まる

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電気自動車を既にお持ちの方や購入予定の方は、新しい活用方法としてEVパワーステーションの購入はオススメです。

これから電気自動車の普及も加速することから、他のV2Hが発売される可能性もありますが、現状はニチコン製のV2H「EVパワーステーション」がコスパの良い商品です。

国も電気自動車とV2H普及のために手厚い補助金を用意しているので、購入するなら必ずDP補助金を活用して購入するようにしましょう。

※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中

お安く購入して、快適な生活を手に入れましょう。

新型EVパワーステーションが気になる方は、「Q.READY」の記事を確認してみてください。

コメント

  1. V2Hユーザー より:

    V2Hの充放電効率が非常に悪いことに言及してほしい。

    放電量/充電量が通常40%程ひどい時で20%まで落ち込みます。

    ニチコンに言ってもそれは仕様ですとしか返ってきません。

    放電量が毎時1kw程度であれば効率が上がってくるそうですが
    それではリーフでも40時間しか持ちません。

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