【2022年度最新】DP補助金でV2Hが安く買える

補助金

※2022年4月3日更新

お客さん
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V2Hが安くなる補助金があると聞いたけど、どんな補助金なのか教えてほしいです。具体的にどれくらいの補助金がもらえるかも気になります。

こんなお悩みにお答えします。

✅本記事の内容

・DP補助金の内容

・DP補助金とは何か?

・DP補助金でもらえる補助金額

・DP補助金のスケジュール

・DP補助金が使えるV2H

✅本記事の信頼性

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✔太陽光発電メーカーに10年間勤務(現役

✔本業で、蓄電池を販売中

✔複数の蓄電池の情報収集、比較検証済み

V2Hの補助金を活用したい方は多いですが、具体的にどれくらいの補助金額がもらえるのか、補助金をもらうための条件などはわかりにくいですよね。

この記事を見ていただければ、2022年にV2Hの補助金として使える「DP補助金」の概要、補助金額、対象V2H、スケジュールについて理解できるようになります。

DP補助金の内容

detail-of-dp-subsidy

それでは、DP補助金の内容を見ていきましょう。

補助金予算9億円
V2H本体の補助額V2H本体の1/2
(75万円が上限)
V2H工事の補助額上限40万円
実証事業の協力金6万円
補助金を受けるためのスケジュール2022年6月~ 受付開始
2022年11月30日 連系期限
2023年1月 実証実験
2023年2月 報告期限
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補助金を受けるためのスケジュールは、正確に決まっていないので参考として見てください。(昨年同等で掲載)

ポイントは、補助金予算が9億円しかないことです。

つまり、早く申請をしないと補助金予算がなくなってしまうということになります。

お客さん
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急がないといけないことはわかったけど、DP補助金で抑えておくべきことは何なの?

DP補助金の注意点やポイントを纏めると、下記になります。

✅DP補助金の注意点やポイント

・EV車、PHV車、PHEV車のいずれかを持っていること

・電力使用内容のデータ提供

・電力会社の契約プラン変更(2ヵ月間)

・実証事業後のアンケート提供

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一番注意が必要なことは、電力会社の契約プランの変更が必須な点です。

かなり安い電力プランで契約されている方は、電力契約プランの変更をして元に戻せなくなる可能性があります。

現在の電力会社の契約プランを気に入っている方で、一度解約したら元に戻せなくなるかは事前に電力会社に確認しておきましょう。

お客さん
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電力使用内容や実証事業後のアンケートは難しいの?

電力使用内容は、専用の計測モニターのデータを提供するくらいなので、個人差はありますが煩わしさは少ないと思います。

DP補助金とは何か?

what-is-dp-subsidy

次に、そもそもDP補助金とは何なのかをお伝えします。

DPは、Dynamic Pricingの頭文字を取っており、DP補助金は「電力の需要と供給のバランスを取る」ことを目的にした補助金になります。

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簡単にいうと、各家庭の太陽光発電で発電した電気や電力会社からの電気をV2Hを通して電気自動車に充電したり、その逆で電気自動車からの放電を市場状況に合わせて調整するということです。

そのために、「太陽電池で発電した電気」や「電力会社からの電気」を電気自動車に充電、そして必要な時の放電を計測装置を経由して外部で遠隔操作します。

資源エネルギー庁のHPより抜粋
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電気の需要と供給のバランスを調整するために電気自動車が使われるということです。

「このような実証事業のためにあなたの電気自動車(V2H)を使わしてもらう代わりにV2Hへの補助金を出しますよ」というのが今回の補助金の概要になります。

2022年12月~2023年1月の2ヵ月が実証期間です。

お客様の生活に支障をきたすようなことまでは強要されないですが、今後の新しい電力体制を構築する上でも協力してあげるようにしましょう。

お客さん
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実証事業で、何か準備や操作をする必要があるってこと?

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この実証事業では、お客様が何か準備や操作することは一切ありません。

DP実証事業が上手くいけば、電気を多く使うピーク時に新たに電力供給のために発電所を動かすことがなく、電気自動車からの電気を使えるようになります。

つまり、下記の赤線内のピークがシフトできるということです。

電力の需給バランスが整えば、下絵のような地域間で電気の融通をする未来が実現できます。

近い未来に、実証実験の段階もクリアになって電気の貸し借りや融通をし合えるようになっていくということです。

日本は、このような電気を自由にコントロールできる生活を実現させるために実証事業を重ねながら検証を進めている段階になります。

DP補助金でもらえる補助金額

amount-of-dp-subsidy

次に、DP補助金でもらえる補助金額を見ていきましょう。

改めて、DP補助金の補助金額については下記になります。

補助金予算9億円
V2H本体の補助額V2H本体の1/2
(75万円が上限)
V2H工事の補助額上限40万円
実証事業の協力金6万円
お客さん
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この表を見ても、よくわからないんだけど実際どれくらいの補助金がもらえるの?

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例えば、ニチコン製のV2H「プレミアムPlus」でもらえる補助金額を見ていきましょう。

✅ニチコン製のV2H「プレミアムPlus」でもらえる補助金額

V2H本体:75万円

工事費:40万円

実証協力金:6万円

補助金額総額:121万円

ニチコン製のV2H「プレミアムPlus」であれば、最大1,210,000円の補助金額もらえるということです。

DP補助金額は、他蓄電池向けの補助金と比べてもかなり高い補助額が設定されております。

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正直、DP補助金を使えば通常の半額以下で買えるくらいの補助額です。

日本は、ガソリン車を2035年くらいまでには販売自体をなくして、電気自動車をメインで販売する計画があります。

化石燃料に頼った日本のエネルギー事情を打開するためには、太陽光発電や蓄電池、電気自動車を含めた電気の需給バランスを調整していく必要があり、V2Hはその需給バランスには必要な商品です。

お客さん
お客さん

最近は、ロシアウクライナ情勢もあって更に電気代高騰の話もあるわね。。。

新しい電力体制を整えるために、高額の補助金を出してV2Hや電気自動車を普及させる狙いがあるためDP補助金は高額な補助が出る仕組みになっております。

DP補助金のスケジュール

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次に、DP補助金をもらうためのスケジュールを見ておきましょう。

申請期間2022年6月~
系統連系の期限2022年11月30日
実証事業の時期2023年1月
実証事業の報告期限2023年2月

2022年6月から補助金申請の受付開始が予定されています。

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何度もしつこいですが、DP補助金は予算額が達成すると補助金は受けられなくなります。

また、系統連系の期限が11月30日になるため、できればV2Hの機器発注は2022年8月中までにはしておいた方がスケジュールに間に合わないというリスクはなくなります。

お客さん
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系統連系ってそもそも何なの?

太陽光発電と蓄電池を設置した後に、電力会社の立ち合いの元で電力会社の送配電線に繋ぎこむ(連系)ことです。

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簡単に言うと、電力会社に太陽光発電で発電した余った電気を売電したり、電力会社からV2Hを通して電気自動車に充電できるようにすることです。

電力会社と連系した後の実証事業や報告義務については、V2Hを販売した販売店に聞きながら進めていけば基本的に問題はありません。

DP補助金が使えるV2H

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それでは、DP補助金が使える対象のV2Hを見ていきましょう。

補助金額は、全ての補助金をMAXもらえた時を想定して記載しております。

ニチコン V2H補助金額
EVパワーステーション(スタンダード)659,000円
EVパワーステーション(プレミアム)859,000円
EVパワーステーション(プレミアムPlus)1,210,000円
トライブリッド蓄電システム1,010,000円
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詳しく商品の中身を知りたい方は、各商品の記事を覗いてみてください。

EVパワーステーション(スタンダード、プレミアム、プレミアムPlus)

V2Hスタンド(セパレート型)

V2Hスタンド(一体型)

お客さん
お客さん

どんな種類のV2Hがあるかは、なんとなくわかったけどどうやって選んだら良いの?

簡単な選び方は下記の①と②のどちらに該当するかで選んでいきましょう。

✅V2Hの簡単な選び方

①太陽光発電を設置済の方、設置していない方 ⇒EVパワーステーション

②これから太陽光発電セットでV2Hを設置する方 ⇒トライブリッド蓄電システム

ちなみに、EVパワーステーションの3種類は、スタンダード⇒プレミアム⇒プレミアムPlusの順番でグレードが高くなるので、お好みのスペックを確認して選ぶようにしましょう。

個人的には、災害時の操作性を考えると「プレミアムPlus」がオススメです。

まとめ

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今回は、2022年度のDP補助金についてお伝えしました。

改めて、DP補助金の内容を纏めておきます。

補助金予算9億円
V2H本体の補助額V2H本体の1/2
(75万円が上限)
V2H工事の補助額上限40万円
実証事業の協力金6万円
補助金を受けるためのスケジュール2022年6月~ 受付開始
2022年11月30日 連系期限
2023年1月 実証実験
2023年2月 報告期限

✅DP補助金の注意点やポイント

・EV車、PHV車、PHEV車のいずれかを持っていること

・電力使用内容のデータ提供

・電力会社の契約プラン変更(2ヵ月間)

・実証事業後のアンケート提供

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2021年度も補助金を活用してV2Hが多く販売されたので、購入予定の方は早めに申込準備をしておくことをオススメします。

とにかく、他補助金と比べて補助金予算が少ないのですぐになくなってしまいます。

また、V2H自体の価格を安く仕入れるためにも下記サイトで見積をすることをオススメします。

✅確実に安くV2Hを買う方法

①購入する時期に使える補助金がないか確認する ←今回の記事の内容

②優良なネット販売業者に見積をしてみる(下サイトで無料見積可能)

③補助金の代行申請を行ってもらうことを確認して契約する

「本当は安く買えるのに高く買わされている人が多い」と本業でも感じているので、最も安く買える方法で皆さんは購入してください。

できるだけ安く購入して、災害対策と電気代高騰に備えて快適な生活を手に入れましょう。

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