【2023年度】東京都の太陽光発電と蓄電池とV2H補助金がお得すぎる

補助金

※2023年4月9日更新

お客さん
お客さん

2023年(令和5年度)に東京都に住んでる人が太陽光発電や蓄電池やV2Hを設置する場合に使える補助金はどんなものがあるのか教えてほしいです。

こんなお悩みにお答えします。

✅本記事の内容

・2023年度 東京都の太陽光発電と蓄電池とV2Hの補助金概要

・補助事業①:東京ゼロエミ住宅導入促進事業

・補助事業②:災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

東京都の補助金でどれくらい安く買えるのか

✅本記事の信頼性

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✔太陽光発電メーカーに10年間勤務(現役)

✔住宅用太陽光発電を月販120棟(2年以上継続中)

✔某大手ビルダーの営業担当(複数ビルダー担当)

東京都に住んでいる人は、太陽光発電や蓄電池やV2Hにとても多くの補助金がもらえるのはご存じでしょうか。

この記事を読んでもらえれば、2023年度最新の東京都に住んでいる人が太陽光発電や蓄電池やV2Hを新たに設置する時に使える補助金の概要や条件、どれくらい安く買えるのかが理解できるようになります。

2023年度 東京都の太陽光発電と蓄電池の補助金概要

photovoltaic-power-generation-subsidy-summary-of-TOKYO-in-2023

それでは、2023年度の東京都の太陽光発電と蓄電池の補助金について見ていきましょう。

補助事業の正式名称は「令和5年度住宅等の省エネ推進・再エネ導入拡大に向けた主な助成事業」になります。

その中でも、大きく2つの事業があります。

✅令和5年度に東京都で使える太陽光発電や蓄電池への補助事業

・東京ゼロエミ住宅導入促進事業(約241億円)

・災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業(約487億円)

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東京ゼロエミ住宅導入促進事業は、新築住宅向けの補助金になります。災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業は、既築住宅向けの補助金です。

新築住宅を購入時に太陽光発電や蓄電池、V2Hの設置検討されている方は「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」を確認してみてください。

既に一軒家にお住まいの方で太陽光発電や蓄電池、V2Hの設置を検討されている方は「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」を確認してください。

補助事業①:東京ゼロエミ住宅導入促進事業

tokyo-zeroemission-house-subsidy

それでは、東京ゼロエミ住宅導入促進事業の補助金内容を見ていきましょう。

太陽光発電システム、蓄電池システム、V2Hのそれぞれに補助金が出ます。

対象条件補助率(上限金額)
太陽電池3.6kW以下オール電化住宅13万円/kW
(上限39万円)
太陽電池3.6kW以下オール電化住宅以外12万円/kW
(上限36万円)
太陽電池3.6kW超オール電化住宅11万円/kW
太陽電池3.6kW超オール電化住宅以外10万円/kW
蓄電池6.34kWh未満3/4
(上限19万円/kWh
かつ95万円)
蓄電池6.34kWh以上太陽光4kW以下
もしくは蓄電池単独設置
3/4
(上限15万円/kWh
かつ120万円)
蓄電池6.34kWh以上太陽光4kW超3/4
(上限15万円/kWh
かつ太陽電池出力×30万円)
V2H1/2(上限50万円)
V2H太陽光設置+EVを所有の場合10/10(上限100万円)
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手厚い補助金が東京都は出るので、新築住宅を設置するなら太陽光発電や蓄電池、V2Hも一緒に検討することをオススメします。

東京都が「本気で太陽光発電や蓄電池やV2Hを普及させたい」という気持ちが強く表れています。

お客さん
お客さん

直近で太陽光発電を設置した方からすれば、この補助金を待っていた方が良かったってことよね?

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そうですね。太陽光発電にここまで高額な補助金が出ることは、太陽電池メーカーや販売店でも予想がつかなかったことなので、今から設置検討する方はラッキーと言えます。

✅受付開始時期と補助金適用条件

受付開始時期:2023年4月3日~2024年3月29日

補助金適用条件:東京都内に新築する住宅(床面積の合計が2,000㎡未満)

✅補助金申請の流れ

東京都環境局HPより抜粋

東京都補助金は早いもん順で補助金がつくため、補助金予算がなくなれば今回の補助金は使えなくなりますので、早めの決定をオススメします。

補助金申請は、新築住宅を購入する工務店にも手伝ってもらって申請を進めるようにしましょう。

補助事業②:災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

dannetsu-solar-subsidy-of-tokyo

次に、災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業の補助金内容を見ていきましょう。

こちらも、太陽光発電システム、蓄電池システム、V2Hのそれぞれに補助金が出ます。

対象条件補助率(上限金額)
太陽電池3kW以下新築住宅12万円/kW
(上限36万円)
太陽電池3kW超新築住宅10万円/kW
太陽電池3kW以下既築住宅15万円/kW
(上限45万円)
太陽電池3kW超既築住宅12万円/kW
蓄電池5kWh未満太陽光4kW以上3/4
(上限19万円/kWh
もしくは太陽光発電容量30万円/kW)
蓄電池5kWh以上太陽光4kW以上3/4
(上限15万円/kWh
もしくは太陽光発電容量30万円/kW)
蓄電池5kWh未満太陽光4kW未満
もしくは蓄電池のみ
3/4
(上限19万円/kWh
もしくは120万円)
蓄電池5kWh以上太陽光4kW未満
もしくは蓄電池のみ
3/4
(上限15万円/kWh
もしくは120万円)
V2H1/2(上限50万円)
V2H太陽光設置+EVを所有の場合10/10(上限100万円)
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東京ゼロエミ住宅導入促進事業よりも予算額が2倍程度あり、新築でも既築住宅でも全ての方が対象になる補助金です。

太陽光発電や蓄電池を販売している営業マンからすると、営業がしやすくて羨ましい限りの補助金になっております。

受付開始時期

受付開始時期:~令和7年3月31日必着(予算なくなり次第終了)

✅補助金申請の流れ

flow-of-the-dannetsu-solar-subsidy-of-TOKYO
東京都環境局HPより抜粋

また、太陽光発電補助金をもらうための条件として、「①高断熱窓 ②高断熱ドア ③蓄電池 ④V2H」を組み合わせて導入することが必要です。

お客さん
お客さん

太陽光発電の補助金なのに、太陽光発電だけの設置で補助金が使えないの?

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太陽光発電+「①高断熱窓 ②高断熱ドア ③蓄電池 ④V2H」のいずれかを設置した場合に補助金が使えます。

つまり、「①高断熱窓 ②高断熱ドア ③蓄電池 ④V2H」のどれかを選ぶ必要があるということです。

高断熱窓と高断熱ドアの補助額は下記の通りになります。

対象補助率(上限金額)
高断熱窓1/3(100万円/戸)
高断熱ドア1/3(16万円/戸)

太陽光発電だけだと補助金が出ないという点にトーンダウンされた方もいるかと思います。

ただ、太陽光発電だけでなく「①高断熱窓 ②高断熱ドア ③蓄電池 ④V2H」の4つが補助対象になった背景を理解すれば納得できるはずです。

✅東京都の補助事業の主旨

①②高断熱窓及びドア

⇒ヨーロッパと比べて家の断熱性能が低くエネルギー効率が悪いため

③蓄電池

⇒太陽光発電+蓄電池で自給自足の生活スタイルの普及を目指すため

④V2H

⇒電気自動車の普及拡大に向けた認知度向上やインフラ整備のため

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補助対象になった「①高断熱窓 ②高断熱ドア ③蓄電池 ④V2H」に対して太陽光発電の組み合わせが良いので、太陽光発電の普及促進のために太陽光発電にも補助金が出たという捉え方もできます。

いずれにしても、脱炭素に向けた取り組みとして「①高断熱窓 ②高断熱ドア ③蓄電池 ④V2H」+太陽光発電を普及させていく必要があるということです。

東京都の太陽光発電補助金でどれくらい安く買えるのか

how-long-does-the-photovoltaic-power-generation-subsidy-of-TOKYO-become-cheaper

それでは、東京都の太陽光発電補助金でどれくらい安く買えるのか幾つか事例を見ていきましょう。

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太陽光発電と最も相性の良い蓄電池と組み合わせした時に合計でどれくらいの補助金がもらえるのかを見ていきましょう。

補助金額の計算方法が少し複雑なので参考にしてみてください。

※()内は新築住宅、()外は既築住宅を想定しております。

太陽電池容量太陽光補助金蓄電池容量蓄電池補助金合計補助金
1.0kW15万円
(12万円)
4.9kWh93.1万円108.1万円
(105.1万円)
2.0kW30万円
(24万円)
4.9kWh93.1万円123.1万円
(117.1万円)
3.0kW45万円
(36万円)
4.9kWh93.1万円138.1万円
(129.1万円)
3.6kW45万円
(36万円)
4.9kWh93.1万円138.1万円
(129.1万円)
3.6kW45万円
(36万円)
9.8kWh120万円165万円
(156万円)
3.75kW45万円
(37.5万円)
4.9kWh93.1万円138.1万円
(129.1万円)
3.75kW45万円
(37.5万円)
9.8kWh120万円165万円
(157.5万円)
4.0kW48万円
(40万円)
4.9kWh93.1万円141.1万円
(133.1万円)
4.5kW54万円
(45万円)
4.9kWh93.1万円147.1万円
(138.1万円)
4.5kW54万円
(45万円)
9.8kWh135万円189万円
(180万円)
5.0kW60万円
(50万円)
6.5kWh97.5万円157.5万円
(147.5万円)
6.0kW72万円
(60万円)
6.5kWh97.5万円169.5万円
(157.5万円)
7.0kW84万円
(70万円)
7.9kWh111万円195万円
(181万円)
8.0kW96万円
(80万円)
9.8kWh147万円243万円
(227万円)
9.0kW108万円
(90万円)
9.8kWh147万円255万円
(237万円)
10.0kW120万円
(100万円)
14.9kWh223.5万円343.5万円
(323.5万円)

太陽光発電容量をクリックすると、それぞれの太陽電池容量ごとの経済効果や必要屋根面積などの詳細を確認することができますので、気になる方は覗いてみてください。

お客さん
お客さん

合計補助金額は、通常購入する場合に比べてどれくらいの比率なの?

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補助金なしで購入する場合の半額以上の補助金がもらえるイメージです。

つまり、東京都の太陽光発電補助金を使わない場合は上記金額の約2倍近くの初期費用がかかるということになります。

かなり手厚い補助金であることには間違いありませんので、少しでも太陽光発電と蓄電池に興味がある方は、下記サイトより下記手順で見積依頼をしてみましょう。

✅確実に安く太陽光発電を買う方法

①購入する時期に使える補助金がないか確認する ←今回の補助金を活用

②優良なネット販売業者に見積をしてみる(下サイトで一括見積可能)

③補助金の代行申請を行ってもらうことを確認して契約する

優良な販売施工店から安い見積がとれますので、オススメしています。

まとめ

summary-of-the-photovoltaic-power-generation-subsidy-of-TOKYO

今回は、東京都の太陽光発電補助金についてお伝えしました。

改めて、2023年東京都の太陽光発電補助金の概要をおさらいしておきましょう。

東京ゼロエミ住宅導入促進事業

予算:約241億円

受付開始時期:2023年4月3日~2024年3月29日

補助金適用条件:東京都内に新築する住宅(床面積の合計が2,000㎡未満)

補助金概要:下記表

対象条件補助率(上限金額)
太陽電池3.6kW以下オール電化住宅13万円/kW
(上限39万円)
太陽電池3.6kW以下オール電化住宅以外12万円/kW
(上限36万円)
太陽電池3.6kW超オール電化住宅11万円/kW
太陽電池3.6kW超オール電化住宅以外10万円/kW
蓄電池6.34kWh未満3/4
(上限19万円/kWh
かつ95万円)
蓄電池6.34kWh以上太陽光4kW以下
もしくは蓄電池単独設置
3/4
(上限15万円/kWh
かつ120万円)
蓄電池6.34kWh以上太陽光4kW超3/4
(上限15万円/kWh
かつ太陽電池出力×30万円)
V2H1/2
(上限50万円)
V2H太陽光設置+EVを所有の場合10/10
(上限100万円)

災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

予算:約241億円

受付開始時期:~2025年3月31日

補助金適用条件:東京都内の新築及び既築住宅

 ※ただし、①高断熱窓 ②高断熱ドア ③蓄電池 ④V2Hのいずれか設置必要

補助金概要:下記表

対象条件補助率(上限金額)
太陽電池3kW以下新築住宅12万円/kW
(上限36万円)
太陽電池3kW超新築住宅10万円/kW
太陽電池3kW以下既築住宅15万円/kW
(上限45万円)
太陽電池3kW超既築住宅12万円/kW
蓄電池5kWh未満太陽光4kW以上3/4
(上限19万円/kWh
もしくは太陽電池容量30万円/kW)
蓄電池5kWh以上太陽光4kW以上3/4
(上限15万円/kWh
もしくは太陽電池容量30万円/kW)
蓄電池5kWh未満太陽光4kW未満
もしくは蓄電池のみ
3/4
(上限19万円/kWh
もしくは120万円)
蓄電池5kWh以上太陽光4kW未満
もしくは蓄電池のみ
3/4
(上限15万円/kWh
もしくは120万円)
V2H1/2
(上限50万円)
V2H太陽光設置+EVを所有の場合10/10(上限100万円)
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東京都以外でも同様の補助金が広まれば、太陽光発電+蓄電池はさらに広がるような魅力的な補助事業になっています。

東京都に住んでいる方限定の補助金になりますので、一軒家にお住まいの方、これから新築住宅を建てられる方は、ぜひ検討してみましょう。

電気代は毎月のように値上げが続いており、少しずつ実感されている方も多いはずです。

日経新聞より抜粋

今回の「令和5年度住宅等の省エネ推進・再エネ導入拡大に向けた主な助成事業」を活用して、節電しながら災害対策にも備えられる太陽光発電+蓄電池を手に入れて快適な生活を手に入れましょう。

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