【徹底解説】ジャクリ(Jackery)1500の要点まとめ

ポータブル蓄電池

※2024年8月15日更新

お客さん
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ジャクリ(Jackery)1500は、どういう人向けの蓄電池なのか教えてほしいです。また、メリットデメリットや実際にどんな機器が使えるのか知りたいです。

こんなお悩みにお答えします。

✅本記事の内容

・ジャクリ(Jackery)1500の基本スペック

・5つのメリット

・1つのデメリット

・ジャクリ(Jackery)1500で使用できる電気機器

・こんな方には、ジャクリ(Jackery)1500がオススメ

✅本記事の信頼性

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✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務(現役

✔本業で、蓄電池を販売中

✔複数の蓄電池の情報収集、比較検証済み

ジャクリ(Jackery)のポータブル蓄電池は5種類もあるので、どの蓄電池が自分に合っているのかわからない方は本当に多いです。

この記事を見てもらえれば、ジャクリ(Jackery)1500の基本スペックやメリットデメリット、実際にどんな電気機器が動かすことができるのか、どんな人向けの蓄電池なのかが理解できるようになります。

なにより、ジャクリ1500があればアウトドアの幅が広がり、災害対策や節電にも役立つこと間違いなしです。

ジャクリ(Jackery)1500の基本スペック

spec-of-jackery1500-portable-battery

それでは、早速ジャクリ1500の基本スペックを見ていきましょう。

蓄電池のタイプポータブル蓄電池
蓄電容量1534Wh
保証年数2年
定格出力1800W
AC100Vコンセント3ポート(100V-2A、60Hz)
USB出力ポート3ポート
DC入力ポート2ポート
充電方式ACアダプター、シガーアダプター、太陽電池パネル
外形寸法(mm)
(幅×奥行き×高さ)
355mm×265mm×253mm
蓄電池1台の重さ16kg
蓄電池動作温度範囲-10度~40度
picture-of-jackery-1500
JackeryのHPより抜粋
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ジャクリ1500は、停電対策はもちろんですが一歩進んだ「節電対策」や「趣味の幅を広げる」ことができる蓄電池です。

蓄電容量が1534Whあるので、停電時にスマホ充電やテレビが見れたり、お湯をわかしたり調理をすることができます。

定格出力も1800Wもあるので、消費電力の大きな電気機器を同時に使っても問題ないです。

お客さん
お客さん

そもそも、蓄電容量と定格出力って何なの?

✅用語解説

蓄電容量 ⇒ 蓄電池に貯められる最大の電気容量のこと

定格出力 ⇒ 一度に使える電気量のこと

言葉だけ聞いてもわかりにくいと思いますので、実際に電気機器で見ていきましょう。

例えば、冷蔵庫(消費電力100W)とテレビ(消費電力60W)を見る場合を想定しましょう。

✅冷蔵庫とテレビを見る場合

蓄電容量⇒1時間使った場合は、160W×1時間(h)の160Whを使う

定格出力⇒消費電力160Wは定格出力1800Wよりも小さいため使用可能

冷蔵庫とテレビを使い続けるなら、9時間(1440Wh)は使い続けられるということです。

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つまり、定格出力は使いたい機器が「そもそも使えるのか」を表していて、蓄電容量は使いたい機器が「何時間使えるのか」を表しています。

どんな電気機器をどれくらい使いたいのかをイメージをして、ジャクリ1500が自分にベストな蓄電池なのか見定めましょう。

5つのメリット

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次に、ジャクリ1500のメリットを見ていきましょう。

✅ジャクリ1500のメリット

・コストは比較的に安い

・停電時に最低限の生活が送れる

・車中泊やキャンプでも3~5日は快適に過ごせる

・多くの電気機器が一度に使える

・節電対策ができる

メリット①:コストは比較的に安い

1つ目が、コストは比較的に安い点です。

179,800円(税込み)で購入できます。

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ちなみに、太陽光発電と連携させる蓄電池の相場価格は100万~200万円です。

お客さん
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なんでジャクリ1500は、こんなに安いの?

✅ジャクリ1500が安い理由

・蓄電池以外のオプション部材が不要

・工事が不要

・蓄電容量が小さい

・ジャクリから直接購入ができる

そもそも太陽光発電と連携させる蓄電池は、蓄電池以外にも太陽光発電を蓄電池に貯めるための変換器などのオプション部材が含まれたり、工事費用もかかるため100万円以上はかかってしまいます。

また、家庭用蓄電池と比べるとジャクリ1500の蓄電容量は小さいためコストを抑えることができます。

ジャクリから直接購入できるため中間マージンを取られないのも安く買える理由です。

メリット②:停電時に最低限の生活が送れる

2つ目が、停電時に最低限の生活が送れる点です。

蓄電容量が1534Whあるので、無駄使いさえしなければ長い間で電気機器を使うことができます。

お客さん
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どれくらい電気を使っていて、どれくらいの蓄電容量が残っているのか判断する方法はあるの?

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蓄電池の液晶画面に「蓄電残量」と「現在の使用状況」を確認することができます。

jackery1500-display-screen
Jackeryの取扱説明書より抜粋、引用

液晶画面を定期的に見ることで、電気を使いすぎを予防できます。

メリット③:車中泊やキャンプでも3~5日は快適に過ごせる

3つ目が、車中泊やキャンプでも3~5日は快適に過ごせる点です。

車載冷蔵庫や電気毛布、簡易扇風機なども十分使えるため、車中泊やキャンプでも安心して過ごせます。

電気ポットでお湯を沸かしながら、IH調理器で簡単な炒め物もできるのでキャンプの幅が広がります。

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長く旅に出たい!という方には、ソーラーパネルとセットで購入すれば長期の旅行でも満足した生活が送ることができます。

100Wのソーラーパネル1枚の値段は34,800円(税込み)で、200Wのソーラーパネルであれば11時間程度でジャクリ1500を満充電できます。

400Wのソーラーパネルがあれば、5.5時間程度でジャクリ1500を満充電できるということです。

✅ジャクリ1500の満充電までの時間

①ACコンセント1つ ⇒ 約7.5時間

②ACコンセント2つ ⇒ 約4時間

③200Wソーラーパネル ⇒ 約11時間

④シガーアダプター ⇒ 約13時間

ジャクリ1500とソーラーパネルを組み合わせるなら、下写真のように最低2枚ある方が充電スピードも速いのでオススメします。

JackeryのHPより抜粋
お客さん
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雨の日でも充電できるの?

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雨の日は、ソーラーパネルで発電する電気が小さいので充電できないことはないですが、かなり時間がかかってしまいます。

天候が優れないことも考えれば、ソーラーパネルは2枚以上あった方が安心して充電ができます。

メリット④:多くの電気機器が一度に使える

4つ目が、多くの電気機器を一度に使える点です。

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ジャクリ1500は定格出力が1800Wもあるので、消費電力の高い電気機器を組み合わせても使用できる割合が高いです。

例えば、下記のような使い方が同時にできます。

✅キャンプを想定した場合

①カップラーメンのお湯をわかす

②餃子を焼く

③車載冷蔵庫でビールを冷やす

✅停電時で自宅にいる場合

①炊飯器でご飯を炊く

②IH調理器で炒め物を作る

③電子レンジで温める

一時的であれば、上記のような電気機器を使うことができるので、キャンプや停電時であっても快適な生活が送れます。

ジャクリ240、500、708では同時に消費電力が大きい電気機器は使えないので、定格出力が大きいと利便性の幅が広がります。

お客さん
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確かに、1つ1つを動かすのは不便に感じてしまうかもね。

「スマホ充電やテレビが見れたら十分という方」や「1つ1つの電気機器を使うことに不自由に感じない方」は、ジャクリ1000以下のコストの安い蓄電池を選ぶようにしましょう。

メリット⑤:節電対策ができる

5つ目が、節電対策ができる点です。

お客さん
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どうやって節電ができるの?

ソーラーパネルで発電した無料の電気を蓄電池に貯めて、電力会社から電気を購入しなくて済むからです。

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もしくは、電力会社のプランによっては昼間と夜間の電気単価が異なるものもあるので、夜間にジャクリ1500に電気を貯めて昼間に使うことも電気代の節約に繋がります。

電力会社ごとに電気料金プランが異なりますので、今回は東京電力の「スマートライフプラン」を元に経済効果の計算をしております。

経済効果の算出方法は、蓄電池にソーラーパネルで発電した電気を満充電させて、1日1サイクルを5年間継続して、節電できる金額を算出してます。

蓄電池容量1534Wh
1日当たりの節電電気量1534Wh
東京電力「スマートライトプラン」の日中電気単価32.175円/kWh
1日当たりの節電金額49円
5年間の節電金額89,425円

✅1日当たりの節電金額の計算方法

1日当たりの節電電気量:蓄電池容量1534Wh×1サイクル分

日中電気単価:(25.80円/kWh+3.45円/kWh)×消費税

 ※3.45円/kWhは、再生可能エネルギー発電促進賦課金

間の太陽光発電からの充電分:1.534kWh×32.175円/kWh

電力会社から購入しなくても良かった電気量=節電金額 49円/日

昼間に蓄電池に貯めた電気量分だけが節電金額になります。

お客さん
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1サイクルって何なの?

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1サイクルは、充電と放電の回数のことになります。

つまり、1日に満充電させてその電気を全て使うことを1サイクルと言います。

今回の節電金額を算出するにあたって考慮できていない点は、下記2点です。

  • 毎年の電気料金の変動分
  • 蓄電池の実効容量の減少分

電気料金単価が上がってきているため、今後はもう少し節電効果が得られる可能性があります。

単純計算でも5年間で、89,425円の節約ができるので初期費用も半分くらいは回収することができます。

1つのデメリット

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次に、ジャクリ1500のデメリットを見ていきましょう。

✅ジャクリ1500のデメリット

・重量が重い

デメリット①:重量が重い

唯一のデメリットは、ジャクリ1500の重量が重い点です。

重さは、16kgあります。

お客さん
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女性だと重たくて運べないわね。

女性だと、ポータブル蓄電池とはいえ重さが16kgもあるので使いたい電気機器の近くに運ぶことは苦労します。

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男性に運んでもらうなどサポートは必要になります。

ジャクリ(Jackery)1500で使用できる電気機器

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次に、ジャクリ1500で使用できる電気機器はどんなものがあるのか見ていきましょう。

電気機器の消費電力は、製品機種によっても異なり、また最新の電気機器の方が消費電力は小さいこともあるので、あくまで参考値として見てもらえればと思います。

ジャクリ1500で主に使用できる電気機器(テレビ、スマホ、炊飯器、電気ポット)の消費電力は下絵のようになります。

electrical-equipment

✅停電時を想定した使い方

スマホ充電:120Wh(家族4人×3日分)

テレビ視聴:400Wh(5時間の視聴分)

炊飯器:300Wh(2日分)

電気ポット:600Wh(1日分)※2.2L程度

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上記を使った場合でも、1420Whで残り80Whは何かに使うことができます。

お客さん
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他に使える機器はどんなものがあるの?

電気機器消費電力
電気ポット600~800W
掃除機850~1000W
こたつ300~600W
ファンヒーター10~450W
洗濯機(洗濯時)200~400W
冷蔵庫100~300W
テレビ(液晶)80~200W
デスクトップPC60~300W
ノートPC40~100W
加湿器10~40W
電気毛布50~80W
空気清浄機10~70W

「どの機器をどれくらいの時間使うか」が停電時は最重要ポイントです。

消費電力が1800W以内であれば、3つまで同時に使えるので多くの電気機器を動かせられます。

こんな方には、ジャクリ(Jackery)1500がオススメ

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それでは、どんな人にジャクリ1500がオススメなのかを見ていきましょう。

✅こんな方には、ジャクリ1500がオススメ

・停電時でも最低限の電源確保をしたい人

・マンションやアパートにお住まいの人

・車中泊やキャンプでも複数の電気機器を同時に使いたい人

・節電対策をしたい人

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大前提としては、太陽光発電を設置できないマンション、アパート住まいの方で、停電時の最低限の電源確保をしたい方にオススメです。

その中でも、ジャクリ1500は停電時でもキャンプでもゆとりを持った生活や楽しみ方ができる蓄電池になります。

1500Whも電気を貯められるので、ソーラーパネルを使って節電対策をしたい方にもオススメの蓄電池です。

まとめ-ジャクリ1500蓄電池

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今回は、ジャクリ1500についてお伝えしました。

改めて、メリットデメリットを見ていきましょう。

✅ジャクリ1500のメリット

・コストは比較的に安い

・停電時に最低限の生活が送れる

・車中泊やキャンプでも3~5日は快適に過ごせる

・多くの電気機器が一度に使える

・節電対策ができる

✅ジャクリ1500のデメリット

・重量が重い

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停電対策、節電対策、キャンプなど幅広く使える蓄電池です。

庭や広いベランダがある方は、ソーラーパネルで日中にジャクリ1500に充電して平常時は節電対策として活用してみましょう。

電気料金は下記グラフのように高騰を続けており、さらに値上げになるといわれております。

日経新聞より抜粋

ジャクリ1500を手に入れてアウトドアの幅を広げて、災害対策や節電にも役立てていきましょう。

少しでも購入検討されている方は、今が1年の中でも最大のキャンペーン期間中ですので今購入しておきましょう。

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