※2022年7月3日更新
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最近、「節電ポイント」という言葉を聞くようになったけど、どういう内容でメリットデメリットが何なのか教えてほしいです。
こんなお悩みにお答えします。
✅本記事の内容
・節電ポイントの内容
・節電ポイントの本質
・各電力会社の節電ポイントの概要
・節電ポイントのメリットデメリット
・節電ポイントでどれくらいお得になるのか
・節電ポイント以外に節電で役立つこと
✅本記事の信頼性
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✔太陽光発電メーカーに10年間勤務(現役)
✔住宅用太陽光発電を月販120棟(2年以上継続中)
✔某大手ビルダーの営業担当(複数ビルダー担当)
節電ポイントについて、新聞やニュースで耳にすることが多くなりましたが、いったい何が起こっているのか、どれくらいお得なのか、メリットデメリットが何なのかわかりにくいですよね。
この記事を読んでもらえれば、今起こっていることと節電ポイントの仕組みやメリットデメリット、そもそも節電ポイントの価値がどれくらいあるのかが理解できるようになります。
節電ポイントの内容
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それでは、節電ポイントの内容について見ていきましょう。
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そもそも節電ポイントって何なの?節電するためのポイントのこと?
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節電に協力した時に、国や電力会社からもらえるポイントのことです。
節電ポイントは、Tポイントやpaypayに還元できたりします。
どんな時に節電ポイントがもらえるのか、大きく分けて節電ポイントがもらえるチャンスは3回あります。
✅節電ポイントがもらえる3つのチャンス
①節電ポイントに参加した時
②各ご家庭の平均消費電力よりも一定期間で消費電力が下がった時
③各電力会社が一定時間帯に節電要請をし、その時間帯で節電できた時
※一般的な事例で記載しており、各電力会社ごと多少異なります。
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節電すれば電気代も安くなって、節電ポイントももらえるなら参加しない理由はないんじゃないの?
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そうですね。電力会社ごとに節電プログラムを実施しているかどうかは異なりますので、節電プログラムを実施している電力会社であれば参加して損はありません。
節電ポイントを実施している電力会社がどこなのかは後ほどお伝えします。
節電ポイントは、お客様にとって損になるようなことは一切ないので、積極的に参加することはオススメです。
節電ポイントの本質
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次に、節電ポイントを実施する本質について見ていきましょう。
2022年6月末から東京電力管内で電力ひっ迫注意報が4日連続で出され、新聞やニュースでも報道されていたので、電力が足りないことは実感された方が多いと思います。
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ただ、夏本番前の6月で電力ひっ迫がまずい状況なんです。
7月8月と夏本番になる前ですら電力が足りない状況のため、政府は各電力会社の節電プログラムを後押しする形を取りました。
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そもそも、節電プログラムは電力会社で実施しているものなの?
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そうですね。節電プログラム(節電ポイント)は既に電力会社ごとに実施しているところはあります。
今回、政府が各電力会社の節電プログラムを後押しするために、8月から節電プログラムに参加した方に2,000ポイントを付与するということで「節電ポイント」が注目されるようになりました。
つまり、節電プログラムに参加した方に2,000円配りますよ!と言っているようなものです。
✅節電ポイントを政府が実施した3つの背景
・電力供給を増やす手立てが早急にはない
・全国民に節電を要請するしか、電力不足を回避する手立てがない
・電気代負担の軽減と節電要請を押し出すため
電気代が高騰を続けていて国民負担を和らげたいという気持ちもありますが、一番は「電気が作れないので、国民の皆様に協力をお願いしたい」というのが本音です。
下のグラフは、直近1年半の平均的な家庭(4人家族)での電気料金の推移を表しています。
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電気代の緩和のために節電ポイントをやっているのではなくて、電気がそもそも足りないの?なんで足りないの?
✅電気が足りない理由
・東日本大震災後に原子力発電所の稼働率を減らしているため
・火力発電所の不具合、故障が発生しているため
・再生可能エネルギーの有効活用のための整備が整っていないため
・コロナ禍が少し落ち着き、経済活動が活発になり電気の需要が増えたため
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一番の理由は、東日本大震災が発生してからメインのエネルギー源を「原子力発電」から「火力発電」にシフトしていましたが、火力発電に頼りすぎた付けがきている形です。
火力発電はフル稼働で動かしていて、原子力発電を動かすためには地元住民の理解が必要で時間がかかること、再生可能エネルギーは少しずつ増えていますが今すぐ電力供給を大幅に出せるものではないという状況になっています。
つまり、国民に節電を求めるしか電力不足を回避する道がないということです。
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ちなみに、電力不足になったらどうなってしまうの?
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電力不足になる前に、他電力会社から電気を分けてもらったりしてますが、それでも足りない時は管轄エリアで大規模な停電が発生します。
経済活動も普段の生活もストップする大きな事態になるので、節電を国民にお願いしているということになります。
各電力会社の節電ポイントの概要
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次に、各電力会社の節電ポイントの概要を見ていきましょう。
今回は、主要電力会社+ソフトバンクでんきの節電ポイントを簡単に紹介します。
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紹介していない電力会社でも節電プログラムを実施しているところもありますので、ご自身で契約している電力会社のHPなどを確認してみてください。
✅各電力会社の節電プログラム
①東北電力の「よりそうeポイント」
②東京電力の「くらしTEPCOポイント」
③北陸電力の「ほくリンクポイント」
④中部電力の「カテエネポイント」
⑤関西電力の「はぴeポイント」
⑥中国電力の「エネルギアポイント」
⑦四国電力の「よんでんポイント」
⑧九州電力の「Qピコ」
⑨ソフトバンクでんきの「PayPayポイント」
①東北電力の「よりそうeポイント」
まず、東北電力の「よりそうeポイント」を見ていきましょう。
東北電力では、「夏の省エネチャレンジキャンペーン」を2022年6月1日~10月31日まで実施されています。
電気使用量が-5%以上で最大30,000ポイント(20,000名様)にプレゼント企画も実施中です。
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電気の使用量が前年同月比-5%以上の達成でよりそうeポイントを抽選でプレゼントしています。
詳しくは、東北電力のHPで確認してみてください。
②東京電力の「くらしTEPCOポイント」
次に、東京電力の「くらしTEPCOポイント」を見ていきましょう。
東京電力では、「夏の節電チャレンジ2022」が2022年6月8日~9月30日まで実施されています。
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初めて節電に成功すると100ポイントが付与されたり、1kWhの節電で5TEPCOポイントがもらえます。
詳しくは、東京電力のHPで確認してみてください。
③北陸電力の「ほくリンクポイント」
次に、北陸電力の「ほくリンクポイント」を見ていきましょう。
北陸電力では、「みんなde節電チャレンジキャンペーン 2022夏」を2022年7月~9月で実施されます。
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新規会員登録で200ポイントもらえて、毎月の使用電力量に応じて50ポイントがもらえたらい、キャンペーンなどでもポイント付与が期待できる内容になっています。
詳しくは、北陸電力のHPで確認してみてください。
④中部電力の「カテエネポイント」
次に、中部電力の「カテエネポイント」を見ていきましょう。
中部電力では、「節電キャンペーン」を2022年7月から実施しました。
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節電に成功した方に100ポイント付与や2022年7月~8月は1kWh節電につき10ポイントがもらえます。
詳しくは、中部電力のHPで確認してみてください。
⑤関西電力の「はぴeポイント」
次に、関西電力の「はぴeポイント」を見ていきましょう。
関西電力では、「夏の節電プロジェクト2022」が2022年7月4日~9月30日で実施されます。
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節電をお願いする前日にメール通知がきて、節電協力をして普段使っている電気使用量よりも節電ができたら、はぴeポイントが1kWhあたり5ポイント付与されます。
詳しくは、関西電力のHPで確認してみてください。
⑥中国電力の「エネルギアポイント」
次に、中国電力の「エネルギアポイント」を見ていきましょう。
中国電力では、「夏の節電チャレンジキャンペーン」を2022年7月1日~9月30日まで実施しています。
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前年同月と比べて3%以上の節電を達成された方の中から、達成度合いに応じて合計11,110人に最大30,000ポイントのエネルギアポイントが付与されます。
詳しくは、中国電力のHPで確認してみてください。
⑦四国電力の「よんでんポイント」
次に、四国電力の「よんでんポイント」を見ていきましょう。
四国電力では、「おうちの節電チャレンジ」が2022年8月~9月で実施されます。
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前年同月と比べて3%以上の節電を達成された方の中から、各月ごとに抽選を行い最大30,000ポイントのよんでんポイントを付与されます。
詳しくは、四国電力のHPで確認してみてください。
⑧九州電力の「Qピコ」
次に、九州電力の「Qピコ」を見ていきましょう。
九州電力では、「おトクに・楽しく節電キャンペーン2022」を2022年7月~9月で実施されます。
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九電ecoアプリの登録でPayPayポイント100円相当が付与され、節電要請の時間帯に節電ができたら10ポイント~20ポイントがもらえます。
詳しくは、九州電力のHPで確認してみてください。
⑨ソフトバンクでんきの「PayPayポイント」
最後に、ソフトバンクでんきの「PayPayポイント」を見ていきましょう。
ソフトバンクでんきは、エコ電気アプリでゲーム感覚で節電チャレンジができるのが特徴です。
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Softbankでんきユーザーが、エコ電気アプリを登録すれば100円相当のPayPayポイントがもらえ、月に2~4回程度の節電チャレンジに参加して成功するとポイントがもらえます。
詳しくは、SoftbankのHPで確認してみてください。
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ちなみに、契約している電気の切替を希望される方は、「電気料金比較ナビ 電気チョイス」をオススメしています。
※最大30,000円のキャッシュバックキャンペーンを今だけ実施中です。
節電ポイントのメリットデメリット
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それでは、節電ポイントのメリットデメリットを見ていきましょう。
✅節電ポイントのメリット
・節電するだけでポイントがもらえる
・節電するので電気代が安くなる
✅節電ポイントのデメリット
・どれくらい節電できているかタイムリーに把握できない
・普段から節電している方は、なかなか節電チャレンジにクリアできない
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節電プログラムに参加するのは良いですが、節電のために切り詰めた生活をしてもストレスがたまるだけなので、気軽に参加することをオススメします。
もう少し節電ポイントのメリットデメリットを詳しく見ていきましょう。
節電ポイントのメリット
まず、節電ポイントのメリットは電気代が値上げを続けているので、経済的な観点で節電ポイントを利用することで値上げ分の少しは取り戻すことができる点です。
先ほどもお伝えしたように、電気代は値上げを続けています。
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2022年の夏に2021年と同じ電気使用量を使った場合は、単純に2,000円くらい多く電気代を払う必要があるということです。(4人家族の平均値)
政府の節電ポイント(2,000円)をもらって、節電を意識して電力会社からの節電ポイントを利用できれば少しは電気代が抑えられるということになります。
節電ポイントのデメリット
次に、節電ポイントのデメリットは電気使用状況や実態がわかりにくいことです。
節電を意識した生活をしたとしても必ずしもポイントがもらえるかどうかがわかりにくくなっています。
理由は、普段使用している電化製品の消費電力がどれくらいなのか、何をやれば節電目標に達成するかがわからないからです。
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節電を意識した生活をしてみて、節電目標に達成したらラッキーくらいの感覚がベストです。
また、普段から節電に協力されている方へのメリットが少なくなっています。
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普段、節電している方にメリットが少ないのは不平等よね。。。
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1年前の同月の消費電力と比べて節電チャレンジを実施している電力会社も多いので、節電を意識したことのない方向けの協力要請の意味合いが強くなっています。
節電プログラムに参加するだけで節電ポイントは手に入れられるものも多いので、とりあえず参加してみて節電に少し意識した生活をするくらいがストレスなく続けられます。
節電ポイントでどれくらいお得になるのか?
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次に、実際に節電ポイントでどれくらいお得になるのかを見ていきましょう。
各電力会社ごとに節電ポイントの付与率が異なるため、一般的な例で見ていくことにします。
✅もらえる節電ポイントの相場
・政府から各電力会社の節電プログラムに参加することで2,000ポイント
・初めて節電プログラムに登録もしくは節電できたら100ポイント
・節電要請に応えられたら1kWh当たりで5ポイント~10ポイント
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もらえる節電ポイントとしては、ざっくり上記になります。
政府の後押しもあり多くの電力会社が2022年夏の節電チャレンジを実施していることから、1ヵ月当たりで2,000円~2,500円相当がもらえる節電ポイントの相場です。
また、政府からの2,000ポイント付与が終わると1ヵ月当たりで100~200ポイントが相場になります。
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節電プログラムに参加して2,000ポイントを国からもらえるのは良いけど、それ以降はもらえるポイントとしては少ないのね。
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節電ポイントとしては少ないですが、電気代高騰もあるので節電を意識すればするほど電力会社に支払う電気代も抑えることができます。
当たり前ですが、電気の消費量を抑えることの方が経済的には1ヵ月で数千円の節約になります。
節電ポイントは、あくまでプラスαとしてメインは電気を極力使わない生活をする方が電気代を抑えられて経済的になるということです。
エアコンなどの生活に必須の電気機器は体調に合わせて使うことをオススメします。
節電ポイント以外に節電で役立つこと
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最後に、節電ポイント以外に節電で役立つことを見ていきましょう。
節電ポイントとして、1kWh当たりで5~10円がもらえる制度になっていますが、そもそも5~10円/kWhがどれくらいの相場なのかは理解しておいた方が良いです。
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1kWhが幾らくらいかが妥当なのか?ってこと?
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そうですね。昼間の1kWhの電気代は30円/kWh近くになっているので、節電ポイントとしての5~10円/kWhはかなり安い価格になります。
個人的には、節電ポイントが安すぎて参加してもメリットが少ないと考えています。
また、例えば太陽光発電を設置していれば、2022年度では17円/kWhで売電ができるので節電ポイントの2~3倍で電気を売電することができます。
つまり、今回の節電ポイントは「参加して損はないけど、参加しても電気の価値として付与するポイントが低すぎる」とも言えます。
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もう少し普段使う電気について知識をつけないと、政府の思うがままに流されてしまうリスクもあるということね。
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できることは限られていますが、節電することはもちろん、太陽光発電で電気の自給自足を考えてみたり、今後の電気代高騰のリスクを考えるきっかけにすることをオススメします。
太陽光発電は高い!と思われている方が多いですが、太陽光発電システムの価格は10年前の半額程度まで下がっており、補助金の活用もすれば確実に安く購入できます。
電気代もかなり抑えられるので、検討する機会にしてみましょう。
太陽光発電の相場価格を知りたい方は、「【最新保存版】太陽光発電の相場価格をぶっちゃけ公開」の記事を覗いてみてください。
まとめ
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今回は、節電ポイントについてお伝えしました。
全国的に2022年夏は電力が足りない状況におかれているため、国が支援を行いながら全国民に節電協力をお願いする形となりました。
改めて、「節電ポイントを推進している背景」と「もらえる節電ポイント」をおさらいしておきましょう。
✅節電ポイントを政府が実施した3つの背景
・電力供給を増やす手立てが早急にはない
・全国民に節電を要請するしか、電力不足を回避する手立てがない
・電気代負担の軽減と節電要請を押し出すため
✅もらえる節電ポイントの相場
・政府から各電力会社の節電プログラムに参加することで2,000ポイント
・初めて節電プログラムに登録もしくは節電できたら100ポイント
・節電要請に応えられたら1kWh当たりで5ポイント~10ポイント
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電力が本当に足りなくなると大規模停電になるリスクがあるので、節電プログラムに参加しながらメリットはもらって、電気についても理解を深める機会にすることをオススメします。
ちなみに、電気代値上げはこれからも継続的に続いていくことが予想されております。
理由は、日本の電気は火力発電に頼っており、火力発電は天然ガスや石炭石油などの海外からの化石燃料に頼っているからです。
つまり、原材料高騰や円安(為替)やロシアウクライナ侵攻の影響を受けて電気代が安くなる要素がないということになります。
我々の生活に欠かせない電気について、改めて見直す機会にしてみましょう。
コメント
1700〜2000の冬の節電チャレンジの数値が0.65kwって低過ぎて達成出来ないですが、一人暮らしの一般的な消費電力って、どれくらいなのでしょうか?
コメントありがとうございます。4人家族の平均的な1ヶ月の消費電力が400kWh程度です。1人暮らしであれば、生活スタイルにもよりますが300kWh程度が目安かと思います。