【現役営業マンが解説】6kWh家庭用蓄電池の経済性とコスト

蓄電池

※2024年1月21日更新

お客さん
お客さん

6kWhの家庭用蓄電池があれば、どんな生活ができるのでしょうか?また、初期費用がどれくらいかかって経済的にメリットはあるのでしょうか?

こんなお悩みにお答えします。

✅本記事の内容

・6kWh家庭用蓄電池のメリットデメリット

・6kWh家庭用蓄電池があれば、どんな生活ができるのか

・6kWh家庭用蓄電池に最適な太陽光発電の容量

・6kWh家庭用蓄電池の目安価格

・6kWh家庭用蓄電池の経済効果

・6kWh家庭用蓄電池の製品一覧

✅本記事の信頼性

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✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務(現役)

✔蓄電池の現役営業マン

✔月に10台以上の蓄電池販売を継続

6kWhの家庭用蓄電池でどんなメリットデメリットがあるのかわかりにくいですよね。

この記事を見ていただければ、6kWh家庭用蓄電池のメリットデメリット、停電時の活用方法、目安価格や経済効果などが理解できるようになります。

6kWh家庭用蓄電池のメリットデメリット

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それでは、6kWh家庭用蓄電池のメリットデメリットを見ていきましょう。

✅メリット

・蓄電池は比較的コンパクト

・停電時でも少し余裕のある生活ができる

✅デメリット

・コストが少し高い

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6kWh蓄電池までが比較的コンパクトなサイズになります。

7kWh以上の蓄電池はサイズが大きく設置場所に注意が必要です。

メリット

まずは、メリットについて見ていきましょう。

✅メリット

・蓄電池は比較的コンパクト

・停電時でも少し余裕のある生活ができる

6kWh蓄電池までは蓄電池サイズが小さく、家の中でも設置できるギリギリのラインになります。

蓄電容量の大きな蓄電池を希望で屋外に設置する場所がないという方は、6kWh蓄電池がオススメです。

停電時でも無駄使いをしなければ、1日は十分過ごせるくらいの電気容量が6kWh蓄電池にはあります。

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ただし、悪天候が続く予報のときは節電しながらの生活をしましょう。

デメリット

次に、デメリットを見ていきましょう。

✅デメリット

・コストが少し高い

蓄電池は、蓄電容量が大きくなればなるほどコストも上がっていくのが一般的です。

6kWh蓄電池くらいからは、できるだけコストカットのために工夫を凝らす必要があります。

✅コストを下げる工夫

・信頼のできる販売店から購入する(下記で見積依頼)

・補助金を活用する(国の補助金か各自治体の補助金)

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具体的には、「6kWh蓄電池の目安価格」でお伝えしますが、工夫をすることで数十万のコストは下げることができます。

やれることは全て試して最安値で購入することを実践できれば、コスト以上の蓄電池の価値を手に入れることが可能です。

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6kWh家庭用蓄電池があれば、どんな生活ができるのか

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それでは、6kWh蓄電池があれば、どんな生活ができるのか具体的に見ていきましょう。

通常時は、電力会社から電気が送られるため蓄電池の残容量が0であったとしても家電は使い続けることができます。

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つまり、電気の使い方の観点では「通常時」は全く心配いらないということです。

停電時は、電力会社から電気が送られないため蓄電池に貯まっている6kWhで生活をする必要があります。

停電時を想定して、具体的に使用頻度が高い電気機器の使用例を見ていきましょう。

※各電気機器の消費電力は、各機種ごとに異なるため目安です。

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上のエアコン、テレビ、冷蔵庫、スマホを1時間使い続けた時に必要な電気量は、1,060Wh(1.06kWh)になります。

つまり、5時間使うと6kWhの電気はほとんど使い切るということになります。

蓄電容量をすぐに使い切ってしまわないように消費電力の大きい電化製品の使い方には注意が必要です。

6kWh家庭用蓄電池に最適な太陽光発電の容量

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次に、6kWh蓄電池と組み合わせる太陽光発電の最適な容量を見ていきましょう。

6kWh蓄電池に最適な太陽光発電の容量は、5kW~6kW程度になります。

太陽光発電と蓄電池との関係を下絵を見てイメージしていきましょう。

✅太陽光発電と蓄電池との関係

・太陽光発電の定格出力で発電することは少ない(およそ6~7割が一般的な発電量)

・家庭内で使用する電気は、1.0kW~1.5kW程度が一般的

・蓄電池に充電と放電できる電気量は、蓄電容量と異なる(1.5kW~5.5kW)

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まず、6kWの太陽光発電は常に6kW発電することは滅多にありません。

6kW発電するための条件が「日射強度」や「モジュール表面温度」、「空気が澄みわたっているか」の3つが合わないと100%発電しないからです。

実際に設置する環境だと、この3つの条件がなかなか合わないので、およそ6~7割の発電が一般的に見込める発電量になります。(6kWの太陽光発電なら晴れていたら4kW~5kW程度)

次に、蓄電池が一度に充電できる電気量がどれくらいかを確認する必要があります。

✅最適な太陽光発電容量の出し方

①蓄電池の充放電できるスペックを確認

②昼間に使用する電気量を確認(1.0kW~1.5kW想定)

③「①+②」×1.5倍が最適な太陽光発電容量

ちなみに、6kWの太陽光発電を乗せるのにどれくらいの屋根が必要なのか等を知りたい方は「6kW太陽光発電」の記事を覗いてみてください。

6kWh家庭用蓄電池の目安価格

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次に、6kWh蓄電池の目安価格を見ていきましょう。

結論からお伝えすると、工事費込みで130万円~160万円(税抜き)が相場価格になります。

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販売業者によって、蓄電池の価格は大きく変わりますので安く買うなら適正価格で販売している会社から見積を取ることがオススメです。

お客さん
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いきなり100万円以上のお金は払えないからローンを組んだらどうなるのか教えてくれない?

実際に、蓄電池を現金で購入される方は少なく、ローンを組んで購入される方がほとんどです。

✅ローンのシミュレーション条件

・マルチ蓄電プラットフォーム6.5kWhを購入

・購入金額は1,300,000円

・頭金なし

・ボーナス支払いなし

・支払い年数は10年(120ヶ月)

・ローン年率2.45%

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仮に1,300,000円でマルチ蓄電プラットフォーム6.5kWh蓄電池を購入する場合は、実質3,474円/月の支払いで10年間のローンを組むことができます。

もちろん、初期費用を1,300,000円以下にできれば毎月のローン返済額も少なくすることが可能です。

そして、この記事を見ている方限定に初期費用を確実に下げられる禁断の方法をお伝えします。

✅確実に安く蓄電池を買う方法

①スポンジ公認の販売業者に見積をする(下サイトで無料見積可能)

②購入する時期に使える補助金がないか確認してもらう

③補助金の代行申請を行ってもらうことを確認して契約する

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太陽光発電と蓄電池は、「本当は安く買えるのに高く買わされている人が多い」と本業でも感じているので、最も安く買える方法で皆さんは買ってください。

今すぐに見積を取らなくても良いと思っている方もいると思いますが、蓄電池の相場価格を知るため、そして将来購入する際の比較見積としても使えるので、オススメしています。

※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中

また、蓄電池を購入する際は「各都道府県の補助金」を積極的に活用して購入すれば更に安く蓄電池を手に入れることができます。

6kWh家庭用蓄電池の経済効果

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次に、6kWh蓄電池の経済効果を見ていきましょう。

6kWhのモデル蓄電池として、「マルチ蓄電プラットフォーム6.5kWh」で計算してみます。

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結論から言うと、15年間で1,798,494円相当の経済効果が得られます。

15年間にしている理由は、マルチ蓄電プラットフォームの保証年数が15年間ついているためです。

電力会社ごとに電気料金プランが異なりますので、今回は東京電力の「スマートライフプラン」を元にエネがえるの長期シミュレーションで経済効果を見ていきます。

✅シミュレーション条件

・4kWの太陽光発電を設置済み

・東京都在住

共働き世帯で、夜間に電気を多く使う想定

・1ヶ月の電気使用量は400kWh

・卒FITで新たにマルチ蓄電プラットフォーム6.5kWh蓄電池を購入

・卒FIT後の売電金額は8.5円/kWh

・蓄電池は自家消費優先モード

・電気料金の上昇率は2%

4kWの太陽光発電でFIT期間の10年間を終えて、新たにマルチ蓄電プラットフォーム6.5kWh蓄電池を購入した場合の11年目~25年目の経済効果は下記のようになります。

棒グラフの赤色が太陽光発電と蓄電池による節電額になります。

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太陽光発電+マルチ蓄電プラットフォーム6.5kWh蓄電池で、節電及び売電できる15年間の目安金額が1,798,494円ということです。

10年間のFIT売電期間が終了すると安い売電単価(今回だと8.5円/kWh)でしか売電できませんが、マルチ蓄電プラットフォーム6.5kWh蓄電池を購入することで、電力会社から高い価格(約30円/kWh)で電気を買わなくて済むようになります。

逆に、太陽光発電とマルチ蓄電プラットフォーム6.5kWh蓄電池がなければ15年間で1,798,494円の金額を電力会社に支払うことになるということです。

お客さん
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15年使った後でも使い続けられるの?

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蓄電池の寿命は、設置場所や設置環境に左右されますが15年以上使い続けることも可能です。

つまり、15年以上使い続けられれば経済的メリット(電力会社に払わなくても済む金額)も増えていくということです。

6kWh家庭用蓄電池の製品一覧

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次に、6kWh蓄電池の製品ラインナップを見ていきましょう。

6kWh蓄電池は、ラインナップは以下の2つがあります。

✅6kWh蓄電池ラインナップ

①オムロン製 6.5kWh蓄電池

②シャープ製 6.5kWh蓄電池

それぞれの蓄電池の詳細を確認されたい方は、各製品紹介の記事を覗いてみてください。

オムロン製 6.5kWh蓄電池

蓄電容量6.5kWh
保証年数15年
停電時の定格出力2.0kW
設置場所屋内
外形寸法(mm)
(幅×高さ×奥行)
490×847×147

シャープ製 6.5kWh蓄電池

蓄電容量6.5kWh
保証年数10年
停電時の定格出力2.0kW
設置場所屋内
外形寸法(mm)
(幅×高さ×奥行)
520×500×263

まとめ-6kWh蓄電池

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今回は、6kWh蓄電池についてお伝えしました。

改めて、メリットデメリットを見ていきましょう。

✅メリット

・蓄電池は比較的コンパクト

・停電時でも少し余裕のある生活ができる

✅デメリット

・コストが少し高い

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6kWh蓄電池で紹介したオムロンとシャープは蓄電池の中でも人気の高いメーカーで、2021年は販売量も多い蓄電池です。

2021年蓄電池ランキングが気になる方は、「2021年蓄電池販売ランキング」の記事を覗いてみてください。

電気代が高騰を続けているので、災害対策はもちろんですが節電対策にも蓄電池は大いに役立ちます。

最近は、電気代が高騰を続けており「太陽光発電+蓄電池」を検討されている方が増えております。

日経新聞より抜粋

国による電気代軽減策が2024年4月で終わるため、2024年5月から更に電気代が上がってしまいます。

訪問販売業者はかなり高額で蓄電池を提案されているケースもあるため、適正価格で蓄電池を購入すれば長期的に見れば経済的にもお得です。

※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中

自分に合った蓄電池を選んで、快適な生活を手に入れましょう。

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