※2024年6月14日更新

広島県内に住んでいますが、太陽光発電を設置するときに使える補助金はありますでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
✅本記事の内容
・広島県の太陽光発電の補助金
・広島県内の各自治体ごとの太陽光発電補助金
・広島県の太陽光発電補助金と併用で使える国の補助金
✅本記事の信頼性

✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務(現役)
✔住宅用太陽光発電を月販200棟(2年以上継続中)
✔某大手ビルダーの営業担当(複数ビルダー担当)
太陽光発電を設置する上で、さまざまな補助金がありますが、どんな補助金があってどの補助金が使えるのか、どういう手順で進めたらよいのかわかりにくいですよね。
この記事を読んでもらえれば、広島県内(各自治体)の太陽光発電の補助金概要や申請手順、併用で使える国の補助金について理解できるようになります。
広島県の太陽光発電の補助金

それでは、広島県の太陽光発電の補助金について見ていきましょう。

ただ、残念ながら広島県から出ている太陽光発電への補助金はありません。

なにそれ。。使える補助金はないということ?
広島県が出している太陽光発電の補助金はありませんが、広島県の各自治体ごとに太陽光発電の補助金を出しているところがありますので、自治体の補助金を確認していきましょう。
ちなみに、下記の自治体は太陽光発電の補助金を出しておりません。
太陽光発電の補助金がない自治体 |
広島市 |
竹原市 |
三原市 |
尾道市 |
府中市 |
三次市 |
庄原市 |
大竹市 |
安芸高田市 |
府中町 |
海田町 |
熊野町 |
坂町 |
安芸太田町 |
世羅町 |
神石高原町 |
上記の自治体にお住まいの方は、蓄電池との組み合わせが必要ですが国が出している「DR補助金」がオススメの補助金です。
使うかどうかはご自身の判断になりますが、どんな補助金なのかは確認しておくことをオススメします。
広島県内の各自治体ごとの太陽光発電補助金

次に、広島県の各自治体ごとの太陽光発電の補助金を見ていきましょう。
まずは、太陽光発電に補助金を出している自治体は下記の通りです。
太陽光発電の補助金がある自治体 |
江田島市 |
大崎上島町 |
呉市 |
福山市 |
東広島市 |
廿日市市 |
北広島町 |
府中町 |

江田島市と大崎上島町にお住まいの方は、必ず補助金申請をして安く太陽光発電を購入するようにしましょう。
※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中
それぞれの自治体の太陽光発電補助金の概要と申請手続きについて詳しく見ていきます。
江田島市
補助金額 | 一律70,000円 |
申請期間 | 令和6年4月1日~令和年3月10日 |
窓口 | 地域支援課 TEL:0823-43-1637 |
住所 | 〒737-2297 江田島市大柿町大原505番地 |
必要書類の取得 | 江田島市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請及び入金の流れ

✅補助金の申し込み条件
1.住宅の屋根などへの設置に適した低圧配電線と逆潮流有りで連携していること。
2.太陽電池の最大出力の合計値が,10kw未満の太陽光発電システムであること。
3.省エネルギー設備を導入すること。(次の項目を参照)
44.対象設備は未使用品であること。(中古品は対象外)
大崎上島町
補助金額 | 一律50,000円 |
申請期間 | 令和6年4月1日~令和7年3月31日 |
窓口 | 企画課 TEL:0846‐65‐3112 |
住所 | 〒725-0231 豊田郡大崎上島町東野6625番地1 |
必要書類の取得 | 大崎上島町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
補助金交付申請に必要な書類を役場本庁企画課企画調整係まで提出
✅補助金の申し込み条件
1.システムは、住宅の屋根等への設置に適した、低圧系統と逆潮流有りで連系し、かつ、太陽電池の最大出力(対象システムを構成する太陽電池モジュールの公称最大出力(日本工業規格に規定されている太陽電池モジュールの公称最大出力。なお、日本工業規格を基準としているが、IEC等の国際規格を基準とすることも可とする。)の合計値が10kW未満の太陽光発電システムであるもの。
2.対象設備は、未使用品であるものとする(中古品は対象外)。
呉市
補助金額 | ■下記の合計 太陽電池容量1kW当たり70,000円(上限630,000円) +太陽電池容量1kW当たり20,000円(上限50,000円) |
申請期間 | 令和6年5月24日~令和6年11月29日 |
窓口 | 環境政策課 TEL:0823-25-3301 |
住所 | 〒737-8501 呉市中央4丁目1番6号 |
必要書類の取得 | 呉市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ

✅補助金の申し込み条件
・個人(申請者)が戸建ての居住専用住宅の屋根に設置するものであること。
・太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値が1kW以上10kW未満の設備であること。
・再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法(平成23年法律第108号。以下「省エネ特措法」という。)に基づく固定価格買取制度(以下「FIT」という。)の認定を取得しないこと。
・電気事業法(昭和39年法律第17号)第2条第1項第5号ロに定める接続供給(自己託送)を行わない設備であること。
・この補助金により導入する太陽光発電設備で発電した電力量の30%以上を当該設備を設置する住宅の敷地内で自ら消費すること。
・省エネ特措法に基づく「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」(資源エネルギー庁)に定める遵守事項等に準拠すること。
・商用化され,導入実績がある設備であること。
・中古設備でないこと。
・リース設備でないこと。
・既存設備の置換や増設でないこと。
・法定耐用年数(17年)を経過するまでの間,交付対象事業により取得した温室効果ガス排出削減効果についてJ-クレジット制度への登録を行わないこと。
福山市
補助金額 | 太陽電池容量1kW当たり105,000円 |
申請期間 | 令和6年6月3日~令和7年2月28日 |
窓口 | 環境総務課 TEL:084-928-1071 |
住所 | 〒720-8501 福山市東桜町3番5号 |
必要書類の取得 | 福山市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ

✅補助金の申し込み条件
(1)固定価格買取制度(FIT)又は,FIP(Feed in Premium)制度の認定を受けていないものであること。
(2)発電する電力量の30%以上を自家消費すること
(3)敷地外に導入する場合は自営線にて供給すること
東広島市
補助金額 | 太陽電池容量1kW当たり50,000円 |
申請期間 | 令和6年4月15日~令和7年1月31日 |
窓口 | 生活環境部 環境先進都市推進課 企画推進係 TEL:082-420-0928 |
住所 | 〒739-8601 東広島市西条栄町8番29号 |
必要書類の取得 | 東広島市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ

✅補助金の申し込み条件
・法令、法令に基づく命令、条例等に適合したものであること。
・電気事業法(昭和39年法律第170号)第2条第1項第5号に定める接続供給(自己託送)を行うものではないこと。
・発電した電力量及び発電した電力の使用量を明らかにする機器が設置されていること。 ※他の手段により電力の使用量に係る情報を入手し、又は参照することができる場合には、使用量を明らかにする機器を設置する必要はありません。
・販売され、又は提供されている商品であって、使用の実績があること。
・中古の設備ではないこと。
・既存の設備を更新し、又は既存の設備に増設されるものでないこと。
・一の場所において複数の再生可能エネルギー発電設備(再生可能エネルギー源を電気に変換する設備及びその附属設備をいう。)を設置しようとするものでないこと。
・発電した電気のうち30%以上の電気を自ら消費するも
廿日市市
補助金額 | 太陽電池容量1kW当たり70,000円 |
申請期間 | 令和6年5月31日~令和7年1月20日 |
窓口 | ゼロカーボン推進室 TEL:0829-30-9224 |
住所 | 〒738-8501 廿日市市下平良一丁目11番1号 |
必要書類の取得 | 廿日市市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事契約前
✅補助金申請の流れ

✅補助金の申し込み条件
・太陽電池モジュール、架台、パワーコンディショナー及びその他付属機器で構成する設備であること。
・個人の住宅の屋根等に設置するものであること。
・太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値またはパワーコンディショナの定格出力の合計値のいずれか低い値(kW表示の小数点以下1桁未満切捨 ) が1kW以上10kW未満の設備であること。
・既存設備増設の場合は、既存設備分を含めた増設後の設備が上記を満たしていること。また、モジュール増設の場合は、パワーコンディショナーも交換又は増設していること。
・商用化され、導入実績があるものであること。
・未使用品であり、メーカーの保守サポートを受けられること。
・本事業により導入する再生可能エネルギー(以下「再エネ」という。)発電設備で発電して消費した電力量 を 、 当該再エネ発電設備で発電する電力量の30%以上とすること。
・再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法 (平成23年法律第108号 。以下「再エネ特措法」という。)に基づくFIT制度またはFIP制度の認定を取得しない設備であること。
・電気事業法(昭和39年法律第170号)第2条第1項第5号ロに定める接続供給(自己託送)を行わない設備であること。
・法定耐用年数を経過するまでの間、補助対象事業により取得した温室効果ガス排出削減効果についてJ-クレジット制度への登録を行わないこと。
・再エネ特措法に基づく「事業計画策定ガイドライン (太陽光発電)」( 資源エネルギー庁) に定める遵守事項に準拠して事業を行うこと( ただし 、専ら FITの認定を受けた者に対するものを除く。)
・二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金(地域脱炭素移行・再エネ推進交付金交付要綱(令和4年3月30日環政計発第2203301号制定)の規定に基づく地域脱炭素移行・再エネ推進交付金実施要領(令和4年3月30日環政計発第2203303号制定)別紙2に掲げる交付要件を満たしていること。
北広島町
補助金額 | 太陽電池容量1kW当たり70,000円 (上限700,000円) |
申請期間 | 令和6年5月13日~令和6年9月30日 |
窓口 | 環境生活課 環境管理係 TEL:050-5812-1861 |
住所 | 〒731-1595 山県郡北広島町有田1234番地 |
必要書類の取得 | 北広島町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
補助金交付申請と必要書類を窓口に提出
✅補助金の申し込み条件
・本事業によって得られる環境価値のうち、需要家に供給を行った電力量に紐付く環境価値を需要家に帰属させるものであること。
・固定価格買取制度(以下「FIT」という。)の認定又はFIP(Feed in Premium)制度の認定を取得しないこと。
・電気事業法に定める接続供給(自己託送)を行わないこと。
・再エネ特措法に基づく「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」(資源エネルギー庁)に定める遵守事項等に準拠して事業を実施すること。
・需要家の敷地内に本事業により導入する再エネ発電設備で発電して消費した電力量を、当該再エネ発電設備で発電する電力量の一定の割合(業務用:50%、家庭用:30%)以上とすること。
・リース契約の場合、リース事業者に対して交付金が交付された上で、交付金額相当分がリース料金から控除されるものであること。また、法定耐用年数期間満了(17年)まで継続的に使用するために必要な措置等を証明できる書類を具備すること。
府中町
補助金額 | 太陽電池容量1kW当たり20,000円 |
申請期間 | 令和6年4月1日~令和7年3月31日 |
窓口 | 町民生活部 環境課 TEL:082-286-3244 |
住所 | 〒735-8686 安芸郡府中町大通3丁目5番1号 |
必要書類の取得 | 府中町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
補助金交付申請と必要書類を窓口に提出
✅補助金の申し込み条件
(1)太陽電池モジュール、架台、パワーコンディショナー及びその他付属機器で構成する設備であること。
(2) 自らが居住する住宅の屋根等に設置し、発電した電力を専ら自らが消費する目的で設置するものであること。
(3) 未使用品であり、メーカーの保守サポートを受けられること。
(4) 太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値又はパワーコンディショナーの定格出力の合計値のいずれか低い値(kW表示の少数点以下1桁未満切捨)が1kW以上10kW未満の設備であること。
(5) 設備増設の場合は、既存設備分を含めた増設後の設備が上記(4)を満たしていること。
広島県の太陽光発電補助金と併用で使える国の補助金

次に、広島県の太陽光発電補助金と組み合わせができる国の補助金を見ていきましょう。
補助金予算 | 75億円 |
蓄電池への補助額 | 下記①②③の中で最も金額が低い金額 ①初期実効容量の3.7万円/kWh ②機器工事費の1/3 ③60万円 |
公募期間 | 2024年4月10日~2024年12月6日 |

国の蓄電池補助金額が大きいので、太陽光発電を設置検討されている方は蓄電池も併せて検討することをオススメします。
太陽光発電の購入を検討されている方は、太陽光発電と相性の良い蓄電池も併せて購入することで「節電効果+停電対策」の強化ができます。
蓄電池は高いと思っている方も多いので、使える補助金は全て使って安く購入して快適な生活を手に入れましょう。
✅DR補助金を活用する上でのポイント
・各地方自治体が出している補助金と併用で活用できる
・補助金が出る蓄電池機種が限られている
・蓄電池が遠隔操作される場合がある
・蓄電池を勝手に廃棄などしてはいけない
DR補助金について詳しく知りたい方は、「DR補助金」の記事を覗いてみてください。
まとめ-広島県の太陽光発電補助金

今回は、広島県の太陽光発電補助金についてお伝えしました。
広島県は太陽光発電の補助金はありませんが、下記8つの自治体からは太陽光発電への補助が出ます。
太陽光発電の補助金がある自治体 |
江田島市 |
大崎上島町 |
呉市 |
福山市 |
東広島市 |
廿日市市 |
北広島町 |
府中町 |

自治体の補助金は、基本的に申請の早いもん順でなくなり次第で終了となるため購入予定の方は申請を急ぎましょう。
そもそも太陽光発電の相場価格がわからないという方は「太陽光発電の相場価格 安く買うためのコツも解説」か下記サイトは無料で見積依頼ができるので試してみましょう。
また、家庭用電気代は2024年6月から2024年3月と比べて全国的に1,500円の値上げとなります。

1ヵ月の電気使用量が260kWhの家庭で上記の電気代ですので、電気ガス併用のお客様の平均使用量は400kWh、オール電化住宅のお客様は600kWhのため、更に電気代が高くなることが予想されます。
詳しく確認されたい方は、「中国電力の電気代値上げ」の記事を覗いてみてください。
太陽光発電が設置できる屋根をお持ちの方は、まず家に太陽光発電が設置できるのか下記で相談をしてみましょう。
※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中
電気代の高騰が続いているので、節電対策も含めて早めに太陽光発電の設置をして快適な生活を手に入れましょう。
※広島県の蓄電池補助金は、「広島県 蓄電池補助金」の記事を覗いてみてください。
コメント