※2024年2月23日更新
島根県内に住んでいますが、蓄電池を設置するときに使える補助金はありますでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
✅本記事の内容
・島根県の蓄電池の補助金
・島根県内の各自治体ごとの蓄電池補助金
・島根県の蓄電池補助金と併用で使える国の補助金
✅本記事の信頼性
✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務（現役）
✔住宅用太陽光発電を月販200棟（2年以上継続中）
✔蓄電池を本業で10台/月販売を継続中
蓄電池を設置する上で、さまざまな補助金がありますが、どんな補助金があってどの補助金が使えるのか、どういう手順で進めたらよいのかわかりにくいですよね。
この記事を読んでもらえれば、島根県内(各自治体)の蓄電池の補助金概要や申請手順、併用で使える国の補助金について理解できるようになります。
島根県の蓄電池の補助金
それでは、島根県の蓄電池の補助金について見ていきましょう。
ただ、残念ながら島根県から出ている蓄電池への補助金はありません。
なにそれ。。使える補助金はないということ？
島根県が出している蓄電池の補助金はありませんが、島根県の各自治体ごとに蓄電池の補助金を出しているところがありますので、自治体の補助金を確認していきましょう。
ちなみに、下記の自治体は蓄電池の補助金を出しておりません。
| 蓄電池の補助金がない自治体 |
| 江津市 |
| 飯南町 |
| 川本町 |
| 吉賀町 |
| 西ノ島町 |
| 知夫村 |
上記の自治体にお住まいの方は、国が出している「DR補助金」が唯一使える蓄電池の補助金です。
使うかどうかはご自身の判断になりますが、どんな補助金なのかは確認しておくことをオススメします。
島根県内の各自治体ごとの蓄電池補助金
次に、島根県の各自治体ごとの蓄電池の補助金を見ていきましょう。
まずは、蓄電池に補助金を出している自治体は下記の通りです。
| 蓄電池の補助金がある自治体 |
| 松江市 |
| 出雲市 |
| 益田市 |
| 大田市 |
| 安来市 |
| 雲南市 |
| 奥出雲町 |
| 美郷町 |
| 邑南町 |
| 海土町 |
| 浜田市 |
| 津和野町 |
| 隠岐の島町 |
該当する自治体にお住まいの方は、必ず補助金申請をして安く蓄電池を購入するようにしましょう。
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それぞれの自治体の蓄電池補助金の概要と申請手続きについて詳しく見ていきます。
松江市
| 補助金額 | 上限70,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月3日～ |
| 窓口 | 環境エネルギー課 環境保全係 TEL：0852-55-5271 |
| 住所 | 〒690-0826 松江市学園南1丁目20番43号 |
| 必要書類の取得 | 松江市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事契約前
✅補助金申請及び入金の流れ
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が1.0kWh以上のリチウムイオン蓄電池部及び電力変換装置を備えており、太陽光発電により発電した電力又は夜間電力を繰り返し蓄え、停電時や電力需要ピーク時等に、必要に応じて電気を活用することができること。
・未使用品であること。(中古品は対象外)
出雲市
| 補助金額 | 上限70,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月1日～ ※先着順 |
| 窓口 | 環境エネルギー部 環境政策課 ゼロカーボン推進室 TEL：0853-21-6741 |
| 住所 | 〒693-8530 出雲市今市町70番地 |
| 必要書類の取得 | 出雲市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請及び入金の流れ
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が1kWh以上のリチウムイオン蓄電池部及び変換装置を備えている
・太陽光発電により発電した電気を繰り返し蓄えることができる
・当該太陽光発電設備が設置される住宅において必要に応じて消費される
・設備の購入先は市内に事業所を置く事業者に限ります。
・設置する設備は未使用のものに限ります。（中古品は対象外）
益田市
| 補助金額 | 上限70,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月1日～令和6年2月29日 |
| 窓口 | 福祉環境部 環境衛生課 環境係 TEL：0856-31-0201 |
| 住所 | 〒698-8650 益田市常盤町1番1号 |
| 必要書類の取得 | 益田市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請及び入金の流れ
1.交付申請
※当該補助金に係る設備の設置工事着手前に交付申請必要。
設置工事着手前に市の交付決定がされたもので、令和6年3月20日（月曜日）までに設置及び電力会社との電力供給契約が完了するものが対象。
2.交付決定
3.工事着手・工事着工届の提出
※市の交付決定を受けた後、工事に着手してください。
4.実績報告
5.補助金額の確定
6.補助金の請求および交付
✅補助金の申し込み条件
1.蓄電容量が1.0キロワット以上のリチウムイオン蓄電池及び電力変換装置を備え、太陽光発電システムにより発電した電力または夜間電力を繰り返し蓄えるものであって、停電時、電力需要ピーク時等に、必要に応じて電気を活用できるものであること。
2.設置する蓄電池設備が未使用品であること。反がないこと。
大田市
| 補助金額 | 上限70,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月3日～ |
| 窓口 | 環境生活部 環境政策課 TEL：0854-83-8069 |
| 住所 | 〒694-0064 大田市大田町大田ロ1111番地 |
| 必要書類の取得 | 大田市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
工事着手前に必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が1.0kWh以上のリチウムイオン蓄電池部及び電力変換装置を備えている。
・市内業者との請負契約又は施工により設置する。
・未使用（中古品でない）である。
安来市
令和5年度の補助金受付は終了。
| 補助金額 | 上限70,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月3日～ |
| 窓口 | 市民生活部 環境政策課 TEL：0854-23-3100 |
| 住所 | 〒692-8686 安来市安来町878-2（安来庁舎） |
| 必要書類の取得 | 安来市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が1.0kWh以上のリチウムイオン蓄電池部および電力変換装置を備えていること
・太陽光発電により発電した電力または夜間電力を繰り返し蓄え、停電時や電力需要ピーク時等に、必要に応じて電気を活用することができること
・未使用品であること
雲南市
| 補助金額 | 上限100,000円 |
| 申請期間 | 令和5年5月26日～令和5年11月30日 ※予算超過の場合は抽選制 |
| 窓口 | 市民環境部 環境政策課 TEL：0854-40-1033 |
| 住所 | 〒699-1392 雲南市木次町里方521-1 |
| 必要書類の取得 | 雲南市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が1.0kWh以上のリチウムイオン蓄電池部および電力変換装置を備えていること
・太陽光発電により発電した電力または夜間電力を繰り返し蓄え、停電時や電力需要ピーク時等に、必要に応じて電気を活用することができること
・未使用品であること
奥出雲町
| 補助金額 | 上限70,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月3日～令和6年1月31日 |
| 窓口 | 環境政策課 TEL：0854-54-2513 |
| 住所 | 〒699-1511 仁多郡奥出雲町三成358-1 |
| 必要書類の取得 | 奥出雲町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前 ※2週間前
✅補助金申請及び入金の流れ
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が1.0kWh以上のリチウムイオン蓄電池部及び電力変換装置を備えており、太陽光発電により発電した電力又は夜間電力を繰り返し蓄え、停電時や電力需要ピーク時等に、必要に応じて電気を活用することができること。
・未使用品であること（中古品は対象外とする）。
美郷町
| 補助金額 | 太陽光と同時設置の場合：52,000円/kWh 蓄電池の単独設置の場合：100,000円 |
| 申請期間 | 2022年度～2026年度 |
| 窓口 | 企画推進課 TEL：0855-75-1924 |
| 住所 | 〒699-4692 邑智郡美郷町粕渕168番地 |
| 必要書類の取得 | 美郷町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
※機器詳細は要問合せ
邑南町
| 補助金額 | 上限70,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月1日～ ※先着順 |
| 窓口 | 地域みらい課 TEL：0855-95-1117 |
| 住所 | 〒696-0192 邑智郡邑南町矢上6000番地 |
| 必要書類の取得 | 邑南町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
工事着手前に必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が1.0kWh以上で、停電時や電力需要ピーク時等に活用できるもの。
・未使用品であること。（中古品は対象外）
・リースでないこと。
海土町
| 補助金額 | 上限200,000円 |
| 申請期間 | 令和5年5月1日～令和6年2月29日 |
| 窓口 | 里山里海 循環特命担当 TEL：08514-2-1827 |
| 住所 | 〒684-0403 隠岐郡海士町大字海士1490 |
| 必要書類の取得 | 海土町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が 1.0kWh 以上のリチウムイオン蓄電池部及び電力変換装置を備えており、太陽光発電により発電した電力又は夜間電力を繰り返し蓄え、停電時や電力需要ピーク時等に、必要に応じて電気を活用することができること。
・システムを設置する場所は、第２条の住宅又は、その敷地内とし、住宅用太陽光発電設備が設置されていること（同時に設置する場合を含む。）。
・対象設備は、未使用品であること。（中古品は対象外とする。）
浜田市
| 補助金額 | 140,000円 ※対象者が39歳以下の場合は上限280,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月1日～ 先着順 |
| 窓口 | 市民生活部 カーボンニュートラル推進室 TEL：0855-25-9008 |
| 住所 | 〒697-8501 浜田市殿町1番地 |
| 必要書類の取得 | 浜田市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前 ※14日前まで
✅補助金申請の流れ
必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
・住宅用太陽光発電設備と同時に設置するもしくはすでに設置していること
・据置型で蓄電容量が１㎾h以上のリチウムイオン蓄電池部及び変換装置を備えており、太陽光発電により発電した電力を繰り返し蓄え、必要に応じて消費できるもの
・未使用品であること
津和野町
| 補助金額 | 100,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月3日～令和5年12月28日 |
| 窓口 | つわの暮らし推進課 TEL：0856-74-0092 |
| 住所 | 〒699-5292 鹿足郡津和野町枕瀬218番地18 |
| 必要書類の取得 | 津和野町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
・蓄電容量が1.0kWh以上のリチウムイオン蓄電池部及び電力変換装置を備えており、太陽光発電により発電した電力又は夜間電力を繰り返し蓄え、停電時や電力需要ピーク時等
に、必要に応じて電気を活用することができること。
・未使用品であること（中古品は対象外とする）。
隠岐の島町
令和5年度の補助金受付は終了。
| 補助金額 | 上限70,000円 |
| 申請期間 | 令和5年4月1日～ |
| 窓口 | エネルギー対策室 エネルギー対策係 TEL：08512-2-8565 |
| 住所 | 〒685-8585 隠岐郡隠岐の島町下西78番地2 |
| 必要書類の取得 | 隠岐の島町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ
必要書類を上記URLより取得し、上記窓口に提出。
✅補助金の申し込み条件
住宅用太陽光発電システムが設置されていること（同時に設置する場合も含む。）。
蓄電容量が1kwh以上のリチウムイオン蓄電池部及び電力変換装置を備えており、太陽光発電により発電した電力又は夜間電力を繰り返し蓄え、必要に応じて電気を活用することができること。
島根県の蓄電池補助金と併用で使える国の補助金
次に、島根県の蓄電池補助金と組み合わせができる国の補助金を見ていきましょう。
| 補助金予算 | 20億円 |
| 蓄電池への補助額 | 下記①②③の中で最も金額が低い金額 ①初期実効容量の3.2万円/kWh ②機器工事費の1/3 ③60万円 |
| 公募期間 | 2023年1月31日～2023年12月22日 |
国の蓄電池補助金も活用することができれば、かなり多くの補助が受けられます。
蓄電池は高いと思っている方も多いので、使える補助金は全て使って快適な生活を手に入れましょう。
✅DR補助金を活用する上でのポイント
・各地方自治体が出している補助金と併用で活用できる
・補助金が出る蓄電池機種が限られている
・蓄電池が遠隔操作される場合がある
・蓄電池を勝手に廃棄などしてはいけない
DR補助金について詳しく知りたい方は、「DR補助金」の記事を覗いてみてください。
まとめ－島根県の蓄電池補助金
今回は、島根県の蓄電池補助金についてお伝えしました。
島根県は蓄電池の補助金はありませんが、下記13の自治体からは蓄電池への補助が出ます。
| 蓄電池の補助金がある自治体 |
| 松江市 |
| 出雲市 |
| 益田市 |
| 大田市 |
| 安来市 |
| 雲南市 |
| 奥出雲町 |
| 美郷町 |
| 邑南町 |
| 海土町 |
| 浜田市 |
| 津和野町 |
| 隠岐の島町 |
自治体の補助金は、基本的に申請の早いもん順でなくなり次第で終了となるため購入予定の方は申請を急ぎましょう。
そもそも蓄電池の選び方や相場価格がわからないという方は「タイプ別(7タイプ)のおすすめ蓄電池の紹介」か下記サイトは無料で見積依頼ができるので試してみましょう。
家庭用電気代は2023年6月から全国的に2,000円～4,000円の値上げとなり、2024年6月には国の電気代補助がなくなるので、更に値上げ(3,000円程度)となります。
島根県は、中国電力管内なので2023年6月に平均で電気代が4,000円値上げになり、2024年6月以降にも更に値上げになる予定です。
詳しく確認されたい方は、「中国電力の電気代値上げ」の記事を覗いてみてください。
電力会社から極力電気を買わない生活が一番経済的にお得になるため、最近では太陽光発電だけではなく蓄電池の需要も伸びてきているのは事実です。
長い目で見ると、太陽光発電＋蓄電池は確実に経済的にお得になりますが、財布事情と相談して検討してみてください。
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電気代の高騰や自然災害が増えているので、節電対策＋停電対策として早めに補助金を活用して蓄電池のある快適な生活を手に入れましょう。
※島根県の太陽光発電補助金は、「島根県 太陽光発電補助金」の記事を覗いてみてください。
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