【0円太陽光発電】ジャパンソーラーリーシングのぶっちゃけ解説

0円太陽光発電

※2021年10月3日更新

2021年9月30日にジャパンソーラーリーシングを運営する「アンフィニ㈱」が民事再生法の申請をしていることがわかりました。

ジャパンソーラーリーシングを検討されていた方は、別企業の0円太陽光発電をオススメします。

詳細は、【徹底解説】0円太陽光発電の3つの仕組みとメリットデメリットを覗いてみてください。

お客さん
お客さん

ジャパンソーラーという会社の「ジャパンソーラーリーシング」は0円で太陽光発電が設置できて、電気代も安くなると聞いたのですが、詳しい仕組みを教えていただけないでしょうか。購入する場合と比べてどちらがお得なのかも知りたいです。

こんなお悩みにお答えします。

✅本記事の内容

・ジャパンソーラーの「ジャパンソーラーリーシング」とは?

ジャパンソーラーリーシング契約後の電気料金

・保証内容

・申込み条件

・解約条件

「ジャパンソーラーリーシング」と「購入する場合」はどっちがお得?

✅本記事の信頼性

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✔太陽光発電メーカーに約10年間勤務(現役)

✔家庭用太陽光発電を月販100棟(1年継続中)

✔他の0円太陽光発電の内容も把握(当サイトの他記事を参照)

ジャパンソーラーの「ジャパンソーラーリーシング」はどのような仕組みなのか、本当に0円で太陽光発電が設置できるのか不安ですよね。

この記事を見てもらえれば、どのような仕組みなのか、メリットやデメリットが何か、ぶっちゃけ導入する価値があるのか理解できるようになります。

導入費用が気になる方はこちら!

ジャパンソーラーの「ジャパンソーラーリーシング」とは?

what is japan-solar-leasing

それでは、ジャパンソーラーの0円太陽光発電「ジャパンソーラーリーシング」について見ていきましょう。

ジャパンソーラーリーシングの仕組みを纏めました。

✅ジャパンソーラーリーシングの仕組み

・太陽光発電は0円で設置が可能

・契約期間中(10年)は、太陽光発電の総発電量の7%の電気代がタダ

契約期間中は電気の契約先をジャパンソーラーに変える

・太陽光発電で発電して余った電気(売電分)はジャパンソーラーがもらう

・10年後、太陽光発電の所有権はお客様のもの

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簡単にいうと、太陽光発電を0円で設置して電気代も安くな、10年間の電気契約先はジャパンソーラーに変えるというスキームです

お客さん
お客さん

そもそもジャパンソーラーってどういう会社なの?

ジャパンソーラーは、親会社がアンフィニ㈱という太陽電池メーカーになります。

太陽電池メーカーの0円太陽光発電が一番パフォーマンスが良いです。

理由は、太陽電池パネルは原価だからです。

太陽光発電システムの金額内訳は、太陽電池パネルが4割、工事費が4割、残りが2割です。

太陽電池メーカー以外の0円太陽光発電は、どこか太陽電池メーカーから太陽電池を購入してきているので、0円太陽光発電の条件が厳しくなります。

少し脱線しましたが、図を交えてジャパンソーラーリーシングの仕組みをもう少し深掘りしていきましょう。

0円で太陽光発電を設置してから契約期間(10年)までの仕組み

まずは、ジャパンソーラーリーシングで太陽光発電を0円で設置してから契約期間中(10年間)の仕組みを見ていきましょう。

事業主が、ジャパンソーラーです。

最初10年間の太陽光発電の所有権は、ジャパンソーラーにあるため太陽光発電の恩恵(節電+売電)はジャパンソーラーが受けとる形になります。

✅太陽光発電の恩恵とは?

・発電した電気で電力会社の高い電気代を買わなくても済むこと(節電)

・発電した電気が余れば、電力会社に売れること(売電)

お客様は、太陽光発電で発電した電気を大手電力会社よりも安い金額でジャパンソーラーから購入する形になります。

お客さん
お客さん

太陽光発電を設置しても太陽光発電からの電気に対しても電気代を払わないといけないのね。

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そうですね。最初の10年間のお客様のメリットは電気代が少し安くなるくらいにはなります。

ただ、災害時(停電時)にパワーコンディショナの自立運転機能から電気を取り出すことはできます。

最近は、自然災害が増えているので太陽光発電を付けているだけで価値はあります。

契約期間満了(10年)後の仕組み

次に、契約満了(10年)後の仕組みを見ていきましょう。

10年後、太陽光発電の所有権はジャパンソーラーからお客様に移っていますので、太陽光発電の恩恵は全てお客様がもらえます。

つまり、普通に太陽光発電をつけている家と同じような使い方ができるということです。

✅太陽光発電で何ができるのか

・太陽光発電で発電した電気で電気代が節約ができる

・発電した電気が余れば、電力会社に売れる

10年後は、「大幅に電気代の節電」とプラスαで「売電収益」も入ってくる生活が送れます。

ただし、10年後は住宅用太陽光発電の固定価格買取制度が終了してしまうので、これまで通りの太陽光発電の活用はできなくなります。

10年後の太陽光発電の活用方法について詳しく知りたい方は、10年後の太陽光発電の5つの活用方法の記事を覗いてみてください。

ジャパンソーラーリーシング契約後の電気料金

次に、ジャパンソーラーリーシング契約後に電気代がどうなるのか見ていきましょう。

前提条件として、4人家族で契約前に10,000円の電気代がかかっていた家庭に、ジャパンソーラーリーシングで太陽光発電を5kW程度を設置したときを見ていきます。

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契約後は、電気代は月々1,100円程度の削減ができて契約満了後の電気代は月々3,900円程度の削減ができます。

太陽光発電がタダで設置してもらえて、電気代も安くなるならソーラーリーシングを契約しないと損ということです。

また、契約満了後は電気代が削減できるだけでなくて余った電気はジャパンソーラーに売電もできるので、月々3,900円+売電収益が見込めます。

ジャパンソーラーリーシング保証内容

次に、ジャパンソーラーリーシングの保証内容を見ていきましょう。

まず大前提として、契約期間の10年間に機器トラブルや自然災害補償が起こったとしてお客様は費用負担はなく、全てジャパンソーラーが機器修繕をしてくれます。

そしてジャパンソーラーは、太陽電池メーカーなのでメーカー保証がそのまま適用されています。

✅太陽光発電システムの保証内容

・太陽電池の出力保証 : 25年

・太陽光発電システム(機器)保証 : 10年

・自然災害補償 : 10年

ただ、契約満了後に残る保証は「太陽電池の出力保証のみ」になります。

お客さん
お客さん

太陽光発電がわたしのものになってから機器が故障したらお金がかかるってこと?

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そうですね。太陽光発電システムの中でパワーコンディショナは10年~15年で寿命をむかえます。

パワーコンディショナを丸ごと交換する場合の費用は、工事費も含めて20万円程度はかかりますのであらかじめ費用がかかることを覚えておきましょう。

※パワーコンディショナは使用環境によって、15年以上使い続けられることもあります。

また、10年後は自然災害補償も切れておりますので、家の火災保険の見直しをして太陽光発電にも保険をかけておくことをオススメします。

ジャパンソーラーリーシング申込み条件

application conditions of japan-solar-leasing

次に、ジャパンソーラーリーシングの申込み条件を見ていきましょう。

※全てのお客様が申込みできるわけではありません。

✅ジャパンソーラーリーシングの申込み条件

・新築もしくは築20年未満の既築の家

・家の高さが10m以内

・太陽電池設置は北面の屋根以外

・太陽電池容量は、4kW以上(屋根面積35㎡以上が目安)

・蓄電池やエネファームが設置されていない

・契約者は70歳未満

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どうですか?あなたは条件に当てはまっていますか?

お客様自身で判断が難しい条件もありますので、条件に合っているのか確認したい方は下記のサイトで問い合わせをしてみましょう。

ジャパンソーラーリーシング解約条件

cancellation conditions of japan-solar-leasing

次に、ジャパンソーラーリーシングの解約条件を見ていきましょう。

✅ジャパンソーラーリーシングの解約条件

・契約開始から5年未満 ⇒ 太陽光発電システムの買取もしくは撤去の場合もお客様負担

・契約開始から5年以上経過 ⇒ 太陽光発電システムの買取もしくは撤去希望の場合はジャパンソーラーが費用負担

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引っ越しや契約者が亡くなった場合は、名義を変更することで契約を継続させることができます。

契約開始から5年以上経過していて撤去の希望があればジャパンソーラーが撤去費用を払ってくれます。

この解約制度は、他の0円太陽光発電スキームにはない良心的な契約内容です。

「ジャパンソーラーリーシング」と「購入する場合」はどっちがお得?

what is better japan-solar-leasing or purchase solar power

次に、「ジャパンソーラーリーシングで0円太陽光発電を契約する場合」と「購入する場合」はどちらがお得なのか見ていきましょう。

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正直に言うと、長期的に見ると「購入」の方がお得です。

理由は、ジャパンソーラーリーシングは契約期間中の太陽光発電の恩恵(節電+売電)が少ないためです。

どれくらい太陽光発電の恩恵がもらえないのかを太陽電池容量ごとに確認しておきましょう。

太陽電池容量年間の経済効果(儲け)初期費用の回収年数
2kW71,123円/年7年~8年
3kW98,576円/年7年~8年
4kW120,614円/年7年~8年
5kW150,749円/年7年~8年
6kW172,786円/年7年~8年
7kW182,124円/年8年~9年
8kW219,544円/年8年~9年
9kW246,995円/年8年~9年
10kW243,503円/年10年

これだけの利益がジャパンソーラーリーシングだともらえないということです。

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また、初期費用の回収年数も10年未満なのでジャパンソーラーリーシングで太陽光発電を設置するよりも購入する方が経済的にもメリットがあるということになります。

ただ、太陽光発電の導入段階で考えると、圧倒的にジャパンソーラーリーシングのメリットが際立ちます。


購入の場合ジャパンソーラーリーシングの場合
初期費用22万~25万/kWかかる無料
ローン負担金利や手数料による負担あり不要
メンテナンス費用維持メンテナンス費用がかかる無料

目先のメリットを取るならちゃんとジャパンソーラーリーシングが良いですし、長期的な目線だと購入の方がお得ということです。

✅購入の場合

メリット ⇒ 太陽光発電の自家消費分は電気代0円、売電分もお客様のものになる

デメリット ⇒ 初期費用(100万~200万円)が必要

        メンテナンスや維持費がかかる

✅ジャパンソーラーリーシングの場合

メリット ⇒ 0円で太陽光発電の設置が可能

       安い電気料金プランに切替ができる

デメリット ⇒ 契約から最初の10年間は太陽光発電の恩恵を全て受けられない

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ポイントは、購入の場合でもジャパンソーラーリーシングの場合でも太陽光発電を設置しないよりはお得というところです。

購入とジャパンソーラーリーシングのどちらがお得かを言うなら、購入の方がお得です。

ただし、初期費用がまとまって必要になるため、太陽光発電にお金は使えないという方はジャパンソーラーリーシングを選択するのが望ましいです。

太陽光発電を購入するお金がある方は、いかに安く購入できるかが重要になります。

下記サイトであれば、無料で最大5社の見積が取れるのでオススメしています。

※太陽光発電を設置しないことが一番損をすることになります。

もう少し詳しく「購入する場合」と「0円で設置する場合」の比較を確認したい方は、下記の記事を覗いてみてください。

まとめ

japan-solar-leasing summary

今回は、ジャパンソーラーの0円太陽光発電「ジャパンソーラーリーシング」をお伝えしました

もう一度、ジャパンソーラーリーシングの仕組みをおさらいしましょう。

✅ジャパンソーラーリーシングの仕組み

・太陽光発電は0円で設置が可能

・契約期間中(10年)は、太陽光発電の総発電量の7%の電気代がタダ

契約期間中は電気の契約先をジャパンソーラーに変える

・太陽光発電で発電して余った電気(売電分)はジャパンソーラーがもらう

・10年後、太陽光発電の所有権はお客様のもの

これからは、0円太陽光発電も含めて更に住宅用の太陽光発電は普及していきます

太陽光発電は高くて手が出ない!という方は、「購入する」から「利用する」という考え方で「ジャパンソーラーリーシング」を検討してみることをオススメします。

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毎年、太陽光発電の売電単価が下がってきておりますので、0円太陽光発電を検討するなら圧倒的に今がチャンスです。翌年には、0円太陽光発電が申込みできない可能性も十分ありえます。

重要なのでもう一度いいますが、0円太陽光発電の申込み条件に合う方は、今太陽光発電を設置しないと損することになります。

他の0円太陽光発電についても知りたい方は、下記の記事も覗いてみてください。

あなたにとって、ベストな太陽光発電の設置方法が見つかれば幸いです

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