※2024年2月25日更新
長崎県内に住んでいますが、太陽光発電や蓄電池を設置するときに使える補助金はありますでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
✅本記事の内容
・長崎県の太陽光発電及び蓄電池の補助金
・長崎県内の各自治体ごとの太陽光発電及び蓄電池補助金
・長崎県の太陽光発電及び蓄電池補助金と併用で使える国の補助金
✅本記事の信頼性
✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務(現役)
✔住宅用太陽光発電を月販200棟(2年以上継続中)
✔某大手ビルダーの営業担当(複数ビルダー担当)
太陽光発電や蓄電池を設置する上で、さまざまな補助金がありますが、どんな補助金があってどの補助金が使えるのか、どういう手順で進めたらよいのかわかりにくいですよね。
この記事を読んでもらえれば、長崎県内(各自治体)の太陽光発電や蓄電池の補助金概要や申請手順、併用で使える国の補助金について理解できるようになります。
長崎県の太陽光発電及び蓄電池の補助金
それでは、長崎県の太陽光発電と蓄電池の補助金について見ていきましょう。
ただ、残念ながら長崎県から出ている太陽光発電及び蓄電池への補助金はありません。
なにそれ。。使える補助金はないということ?
長崎県が出している太陽光発電や蓄電池の補助金はありませんが、長崎県の各自治体ごとに補助金を出しているところがありますので、自治体の補助金を確認していきましょう。
ちなみに、下記の自治体も太陽光発電及び蓄電池の補助金は出しておりません。
太陽光発電や蓄電池の補助金がない自治体 |
佐世保市 |
島原市 |
諫早市 |
大村市 |
対馬市 |
壱岐市 |
五島市 |
西海市 |
雲仙市 |
南島原市 |
長与町 |
時津町 |
川棚町 |
波佐見町 |
小値賀町 |
佐々町 |
新上五島町 |
上記の自治体にお住まいの方は、蓄電池との組み合わせが必要ですが国が出している「DR補助金」がオススメの補助金です。
使える補助金は、使うかどうかはご自身の判断になりますが、どんな補助金なのかは確認しておくことをオススメします。
長崎県内の各自治体ごとの太陽光発電及び蓄電池補助金
次に、長崎県の各自治体ごとの太陽光発電と蓄電池の補助金を見ていきましょう。
長崎県の各自治体でも太陽光発電や蓄電池に補助金を出しているところが少なく、「平戸市」と「東彼杵町」と「長崎市」と「松浦市」の4つは太陽光発電または蓄電池に対する補助金があります。
太陽光発電の補助金がある自治体 |
平戸市 |
東彼杵町 |
長崎市 |
松浦市 |
該当する自治体にお住まいの方は、必ず補助金申請をして安く太陽光発電を購入するようにしましょう。
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それぞれの自治体の補助金概要と申請手続きについて詳しく見ていきます。
平戸市
補助金額 | ■太陽光発電 太陽電池1kWあたり20,000円を乗じた金額 (上限100,000円) ■蓄電池 設備費用の1/2 (上限100,000円) |
申請期間 | ~令和6年2月29日 |
窓口 | 市民課 環境政策班 TEL:0950-22-9121 |
住所 | 〒859-5192 平戸市岩の上町1508番地3 |
必要書類の取得 | 平戸市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請及び入金の流れ
✅補助金の申し込み条件
■太陽光発電
・低圧配電線と逆潮流有で連係する住宅等の屋根等への設置に適した未使用の太陽電池による発電設備
・太陽光発電システムを構成する太陽電池モジュールの公称最大出力(日本工業規格又は国際電気標準会議等の国際規格に規定されている太陽電池モジュールの公称最大出力をいう。)の合計値(kW表示とし、小数点以下第2位未満は、切り捨てる。)が10kW未満の太陽光発電システムであるもの
・太陽電池の出力状況等により、起動及び停止等に関して全自動運転を行うもの
■蓄電池
・リチウムイオン蓄電池部(リチウムイオンの酸化及び還元で電気的にエネルギーを供給する蓄電池をいう。)及びインバーター等の電力変換装置を備え、再生可能エネルギーにより発電した電力又は夜間電力を繰り返し蓄え、停電時や電力需要ピーク時等に、必要に応じて電気を活用することができるもの
・蓄電容量の合計が2kWh以上のもの
東彼杵町
補助金額 | 太陽電池1kWあたり30,000円を乗じた金額 (上限100,000円) |
申請期間 | 令和5年4月1日~令和6年1月31日 |
窓口 | 町民課 環境衛生係 TEL:0957-46-1165 |
住所 | 〒859-3808 東彼杵郡東彼杵町蔵本郷1850番地6 |
必要書類の取得 | 東彼杵町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請及び入金の流れ
✅補助金の申し込み条件
1.住宅の屋根等への設置に適した低圧電線と逆潮流有りで連携し、かつ、太陽電池の最大出力の合計値が10kW未満のシステムであること。
2.電力会社と電灯契約及び余剰電力の需給契約を締結できる者であること。
長崎市
補助金額 | ■太陽光発電 太陽電池1kWあたり20,000円を乗じた金額 (上限100,000円) ■蓄電池 蓄電容量1kWhあたり30,000円を乗じた金額 (上限150,000円) |
申請期間 | 令和5年9月14日~令和6年3月31日 |
窓口 | 環境部 ゼロカーボンシティ推進室 TEL:095-829-1251 |
住所 | 〒850-8685 長崎市魚の町4-1 |
必要書類の取得 | 長崎市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請及び入金の流れ
✅補助金の申し込み条件
太陽光発電は、1kW~10kW未満で全量売電でないこと
蓄電池は、1kWh以上で定置型であること
松浦市
補助金額 | ■太陽光発電 太陽電池1kWあたり70,000円を乗じた金額 ■蓄電池 購入費用の1/3 |
申請期間 | 令和5年8月1日~令和5年12月28日 |
窓口 | 市民生活部 生活環境係 TEL:0956-72-1111 |
住所 | 〒859-4598 松浦市志佐町里免365番地 |
必要書類の取得 | 松浦市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請及び入金の流れ
松浦市市民向け地域脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業補助金交付申請書と必要書類を提出
✅補助金の申し込み条件
■太陽光発電
・地域脱炭素移行・再エネ推進交付金実施要領(令和4年3月30日環政計発2203303号。以下「国実施要領」という。)別紙2の2(2)ア(ア)に定める補助要件を満たすこと。
・太陽光発電設備の発電電力量等の計測器が設置されること。
・松浦市内に設置されるものであること
・他の法令又は予算制度に基づき国の負担又は補助を得て実施する事業でないこと。
■蓄電池
・国実施要領別紙2の2(2)ア(イ)に定める補助要件を満たすこと。
・松浦市内に設置されるものであること。
・他の法令又は予算制度に基づき国の負担又は補助を得て実施する事業ではないこと。
長崎県の太陽光発電及び蓄電池補助金と併用で使える国の補助金
次に、長崎県の補助金と組み合わせができる国の補助金を見ていきましょう。
補助金予算 | 20億円 |
蓄電池への補助額 | 下記①②③の中で最も金額が低い金額 ①初期実効容量の3.2万円/kWh ②機器工事費の1/3 ③60万円 |
公募期間 | 2023年1月31日~2023年12月22日 |
長崎県(各自治体)の補助金がないところがほとんどなので、国の補助金を積極的に活用していきましょう。
✅DR補助金を活用する上でのポイント
・各地方自治体が出している補助金と併用で活用できる
・補助金が出る蓄電池機種が限られている
・蓄電池が遠隔操作される場合がある
・蓄電池を勝手に廃棄などしてはいけない
DR補助金について詳しく知りたい方は、「DR補助金」の記事を覗いてみてください。
まとめ-長崎県の太陽光発電と蓄電池補助金
今回は、長崎県の太陽光発電と蓄電池の補助金についてお伝えしました。
長崎県は太陽光発電や蓄電池への補助金はありませんが、下記4つの自治体からは太陽光発電または蓄電池への補助が出ます。
太陽光発電または蓄電池の補助金がある自治体 |
平戸市 |
東彼杵町 |
長崎市 |
松浦市 |
自治体の補助金は、基本的に申請の早いもん順でなくなり次第で終了となるため購入予定の方は申請を急ぎましょう。
そもそも太陽光発電の相場価格がわからないという方は「太陽光発電の相場価格 安く買うためのコツも解説」を蓄電池の選び方や相場価格がわからないという方は「タイプ別(7タイプ)のおすすめ蓄電池の紹介」を覗いてみてください。
家庭用電気代は2023年6月から全国的に2,000円~4,000円の値上げとなり、2024年6月には国の電気代補助がなくなるので、更に値上げ(3,000円程度)となります。
長崎県は、九州電力管内なので2023年6月に電気代値上げはありませんでしたが、2024年6月以降に更に値上げになる予定です。
詳しく確認されたい方は、「九州電力の電気料金値上げ」の記事を覗いてみてください。
太陽光発電が設置できる屋根をお持ちの方は、まず家に太陽光発電が設置できるのか下記で相談をしてみましょう。
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電気代の高騰が続いているので、節電対策も含めて早めに太陽光発電の設置をして快適な生活を手に入れましょう。
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