※2024年8月24日更新

青森県内に住んでいますが、太陽光発電や蓄電池を設置するときに使える補助金はありますでしょうか。
こんなお悩みにお答えします。
✅本記事の内容
・青森県の太陽光発電及び蓄電池の補助金
・青森県内の各自治体ごとの太陽光発電及び蓄電池補助金
・青森県の太陽光発電及び蓄電池補助金と併用で使える国の補助金
✅本記事の信頼性

✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務(現役)
✔住宅用太陽光発電を月販200棟(2年以上継続中)
✔某大手ビルダーの営業担当(複数ビルダー担当)
太陽光発電や蓄電池を設置する上で、さまざまな補助金がありますが、どんな補助金があってどの補助金が使えるのか、どういう手順で進めたらよいのかわかりにくいですよね。
この記事を読んでもらえれば、青森県内(各自治体)の太陽光発電や蓄電池の補助金概要や申請手順、併用で使える国の補助金について理解できるようになります。
青森県の太陽光発電及び蓄電池の補助金

それでは、青森県の太陽光発電と蓄電池の補助金について見ていきましょう。

ただ、残念ながら青森県から出ている太陽光発電及び蓄電池への補助金はありません。

なにそれ。。使える補助金はないということ?
青森県が出している太陽光発電や蓄電池の補助金はありませんが、青森県の各自治体ごとに補助金を出しているところがありますので、自治体の補助金を確認していきましょう。
ちなみに、下記の自治体も太陽光発電及び蓄電池の補助金は出しておりません。
太陽光発電や蓄電池の補助金がない自治体 |
青森市 |
平内町 |
今別町 |
蓬田村 |
外ヶ浜町 |
弘前市 |
黒石市 |
平川市 |
西目屋村 |
藤崎町 |
大鰐町 |
田舎館村 |
五所川原市 |
つるが市 |
鰺ヶ沢町 |
深浦町 |
板柳町 |
鶴田町 |
中泊町 |
十和田市 |
三沢市 |
野辺地町 |
六戸町 |
横浜町 |
東北町 |
おいらせ町 |
大間町 |
東通村 |
風間浦村 |
三戸町 |
五戸町 |
田子町 |
南部町 |
階上町 |
新郷村 |
むつ市 |
上記の自治体にお住まいの方は、蓄電池との組み合わせが必要ですが国が出している「DR補助金」がオススメの補助金です。
使える補助金は、使うかどうかはご自身の判断になりますが、どんな補助金なのかは確認しておくことをオススメします。
青森県内の各自治体ごとの太陽光発電及び蓄電池補助金

次に、青森県の各自治体ごとの太陽光発電と蓄電池の補助金を見ていきましょう。
青森県の各自治体でも太陽光発電や蓄電池に補助金を出しているところが少なく、「六ヶ所村」と「八戸市」と「七戸町」と「佐井村」の4つは太陽光発電もしくは蓄電池に対する補助金があります。
太陽光発電または蓄電池の補助金がある自治体 |
六ヶ所村 |
八戸市 |
七戸町 |
佐井村 |

該当する自治体にお住まいの方は、必ず補助金申請をして安く太陽光発電を購入するようにしましょう。
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それぞれの自治体の補助金概要と申請手続きについて詳しく見ていきます。
六ヶ所村
補助金額 | ■太陽光発電 太陽電池1kWあたり48,000円 (上限240,000円) ■蓄電池システム 対象経費の1/10 (上限150,000円) |
申請期間 | 令和6年4月1日~令和7年3月15日 |
窓口 | 政策推進課 政策推進グループ TEL:0175-72-8136 |
住所 | 〒039-3212 上北郡六ヶ所村大字尾駮字野附475 |
必要書類の取得 | 六ヶ所村のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請の流れ

✅補助金の申し込み条件
【太陽光発電設備】
1.居住の用に供する床面積が当該建物の延床面積の概ね2分の1以上を占める併用住宅又は当該住宅に附随する車庫、物置等へ新規に発電システムを設置するものであること。
2.発電システムは、低圧配電線と逆潮流有りで連系し、かつ、太陽電池の最大出力(日本産業規格に規定している太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値(kW 表示とし、小数点以下2桁未満は、切り捨てるものとする。))が 10kW未満であること。
3.発電システムの一定の品質・性能が確保され、設置後のサポート等がメーカー等によって確保されていること。
4.発電システムは、太陽電池の出力を監視する等により、全自動運転(自動起動・自動停止)を行うものであること。
5.発電システムの太陽電池モジュールが日本産業規格に定められた性能を満たすものであること。
【蓄電池システム】
1.リチウムイオン蓄電池部(リチウムの酸化及び還元で電力を供給する蓄電池)に加え、インバータ・コンバータ・パワーコンディショナ等の電力変換装置を備えた設備として一体的に構成されているもの。
2.リチウムイオン蓄電池部は、リチウムイオンが電極間を移動して起こる酸化還元反応により、発生する電気的エネルギーを供給する蓄電池とする。
3.蓄電システムの蓄電容量は1.0kWh以上でかつ定格出力が500W以上のものであること。
八戸市
補助金額 | ■太陽光発電 太陽電池容量1kW当たり70,000円 (上限350,000円) ■蓄電池 対象経費の1/3 (上限400,000円) |
申請期間 | 令和6年6月3日~令和6年9月30日 |
窓口 | 市民環境部 環境政策課 環境政策推進グループ TEL:0178-43-9265 |
住所 | 〒031-8686 八戸市内丸一丁目1番1号 |
必要書類の取得 | 八戸市のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請と入金の流れ

✅補助金の申し込み条件
■太陽光発電
・自ら所有し居住する市内の住宅の敷地内に設置する太陽光発電設備であること(PPA・リースにより導入されるものを除く。)。
・再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法(平成23年法律第108号。以下「再エネ特措法」という。)に基づくFIT制度又はFIP制度の認定を取得しないものであること。
・電気事業法(昭和39年法律第170号)第2条第1項第5号ロに定める接続供給(自己託送)を行わないものであること。
・再エネ特措法に基づく「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」(資源エネルギー庁)に定める遵守事項等(専らFIT制度又はFIP制度の認定を受けた者に対するものを除く。)に準拠して事業を実施すること。
・当該太陽光発電設備により発電する電力量の30%以上を、当該太陽光発電設備を設置する住宅の敷地内で消費するものであること。
・毎月の発電電力量や電気使用量が確認できる設備であること。
■蓄電池
・自ら所有し居住する市内の住宅の敷地内に本補助事業で設置する太陽光発電設備の付帯設備として設置する蓄電池であること(PPA・リースにより導入されるものを除く。)。
・原則として本補助事業で設置する太陽光発電設備によって発電した電気を蓄電するものであり、平時において充放電を繰り返すことを前提とした設備とすること。
・停電時のみに利用する非常用予備電源でないこと。
・毎月の蓄電量や電気使用量が確認できる設備であること。
・家庭用蓄電池(4,800Ah・セル相当のkWh未満)であって、14.1万円/kWh(工事費込み・税抜き)以下の価格の蓄電システムであること。
七戸町
補助金額 | 太陽電池容量1kW当たり30,000円 (上限150,000円) 蓄電容量1kWh当たり20,000円 (上限100,000円) ※補助金額1/4は商品券にて交付 |
申請期間 | 令和6年4月1日~令和7年3月30日 |
窓口 | 企画調整課 TEL:0176-68-2940 |
住所 | 〒039-2792 上北郡七戸町字森ノ上131番地4 |
必要書類の取得 | 七戸町のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請と入金の流れ
補助金交付申請書(様式第1号)に、必要書類を添付し窓口に提出
✅補助金の申し込み条件
(1)太陽光発電システム
・住宅の屋根等への設置に適した、太陽光エネルギーを変換し低圧配電線と逆潮流有りで連系するシステム。
・自家消費を目的とするもの。
・太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値又はパワーコンディショナの定格出力の合計値が10kw未満のもの。
(2)定置型リチウムイオン蓄電池
・定置型蓄電装置のことをいう。
・蓄電池容量が1kWh以上で、かつ定格出力が500W以上のものであること。鉛蓄電池については、サイクルユースに適したバッテリーであること。
・インバーター出力波形が正弦波であること。
・蓄電池・インバーター・充電器が一体となっており、商品一体で耐電圧試験及び絶縁試験を行っているもの。
佐井村
補助金額 | ■太陽光発電 設置費用の2/3 ■蓄電池 設置費用の3/4 |
申請期間 | 令和6年4月1日~令和6年12月27日 |
窓口 | 住民生活課 TEL:0175-38-2111 |
住所 | 〒039-4711 下北郡佐井村大字佐井字糠森20 |
必要書類の取得 | 佐井村のHPより取得 |
✅補助金申請のタイミング
工事着手前
✅補助金申請と入金の流れ

✅補助金の申し込み条件
(太陽光発電設備)
・住宅の屋根等への設置に適しかつ太陽電池の最大出力の合計値(kW 表示とし、小数点以下を切り捨て)が 2kW 以上50kW 未満の小出力発電設備であること。
・一般財団法人電気安全環境研究所(JET)の「太陽電池モジュール認証」相当の認証を受けていること、又は、同等以上の性能、品質が確認されていること。加えて、一定の品質・性能が、一定期間確保されているシステムであること。
(定置用蓄電池)
・再生可能エネルギー発電設備を接続すること。
・リチウムイオン蓄電池または同等以上の性能を持ち蓄電池部安全基準(JISC8715-2 と同等規格)
及び蓄電システム部(JISC4412 と同等規格)を満たす製品であること。
・平時において充放電を繰り返すことを前提とした設備であること。
・ 停電時のみに利用する非常用予備電源でないこと。
・メーカー保証及びサイクル試験による性能の双方が10年以上の蓄電システムであること。
青森県の太陽光発電及び蓄電池補助金と併用で使える国の補助金

次に、青森県の補助金と組み合わせができる国の補助金を見ていきましょう。
補助金予算 | 75億円 |
蓄電池への補助額 | 下記①②③の中で最も金額が低い金額 ①初期実効容量の3.7万円/kWh ②機器工事費の1/3 ③60万円 |
公募期間 | 2024年4月10日~2024年12月6日 |

国の蓄電池補助金額が大きいので、太陽光発電を設置検討されている方は蓄電池も併せて検討することをオススメします。
太陽光発電の購入を検討されている方は、太陽光発電と相性の良い蓄電池も併せて購入することで「節電効果+停電対策」の強化ができます。
蓄電池は高いと思っている方も多いので、使える補助金は全て使って安く購入して快適な生活を手に入れましょう。
✅DR補助金を活用する上でのポイント
・各地方自治体が出している補助金と併用で活用できる
・補助金が出る蓄電池機種が限られている
・蓄電池が遠隔操作される場合がある
・蓄電池を勝手に廃棄などしてはいけない
DR補助金について詳しく知りたい方は、「DR補助金」の記事を覗いてみてください。
まとめ-青森県の太陽光発電と蓄電池補助金

今回は、青森県の太陽光発電と蓄電池の補助金についてお伝えしました。
青森県は太陽光発電や蓄電池への補助金はありませんが、下記4つの自治体からは太陽光発電または蓄電池への補助が出ます。
太陽光発電または蓄電池の補助金がある自治体 |
六ヶ所村 |
八戸市 |
七戸町 |
佐井村 |

自治体の補助金は、基本的に申請の早いもん順でなくなり次第で終了となるため購入予定の方は申請を急ぎましょう。
そもそも太陽光発電の相場価格がわからないという方は「太陽光発電の相場価格 安く買うためのコツも解説」を蓄電池の選び方や相場価格がわからないという方は「タイプ別(7タイプ)のおすすめ蓄電池の紹介」を覗いてみてください。
また、家庭用電気代は2024年6月から2024年3月と比べて全国的に1,500円の値上げとなります。

また、1ヵ月の電気使用量が260kWhの家庭で上記の電気代ですので、電気ガス併用のお客様の平均使用量は400kWh、オール電化住宅のお客様は600kWhのため、更に電気代が高くなることが予想されます。
詳しく確認されたい方は、「東北電力の電気料金値上げ」の記事を覗いてみてください。
太陽光発電が設置できる屋根をお持ちの方は、まず家に太陽光発電が設置できるのか下記で相談をしてみましょう。
※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中
電気代の高騰が続いているので、節電対策も含めて早めに太陽光発電の設置をして快適な生活を手に入れましょう。
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