※2024年4月23日更新
海岸から近い場所に住んでいますが、海岸から近い場所でも設置できる蓄電池はありますでしょうか?また、塩害エリアでオススメな蓄電池を教えてほしいです。
こんなお悩みにお答えします。
✅本記事の内容
・蓄電池を塩害エリアに設置するとどうなる?
・塩害エリアの定義とは?
・塩害エリアに対応している11機種の蓄電池一覧
・わたしがオススメする塩害エリア対応の蓄電池
✅本記事の信頼性
✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務(現役)
✔本業で月に10台以上の蓄電池販売を継続
✔全蓄電池をチェック済
この記事を見ていただければ、塩害エリアに蓄電池を設置するとどうなるのか、海岸の近くでも設置ができる蓄電池一覧やオススメの蓄電池が理解できるようになります。
蓄電池を塩害エリアに設置するとどうなる?
まず、海岸に近い場所に蓄電池を設置してしまうとどうなるのか見ていきましょう。
結論としては、蓄電池が錆びて腐食して壊れてしまいます。
塩害という現象で、電気機器の表面や内部に塩分を含む風や雨が侵入し腐食や錆が発生してしまうからです。
長い間、潮風に吹かれると下のガードレールのようにボロボロになってしまいます。
塩害に対応していない蓄電池を塩害エリアに設置してしまうと、長い間かけて腐食と錆びが発生して最終的に壊れてしまいます。
塩害エリアへ蓄電池を設置する場合は、塩害対応の蓄電池が必須です。
塩害エリアの定義とは?
それでは、塩害エリアの定義を見ていきましょう。
海岸からの距離によって、「重塩害」「塩害」「一般」エリアに分けられます。
また、「内海」「外洋」「沖縄・離島」のどの海岸からの距離なのかも重要な要素です。
✅塩害エリアの内海と外洋とは?
内海:瀬戸内海湾内
外洋:日本海や太平洋(瀬戸内海湾内以外)
内海は、外洋と比べて波風が少ない特徴があるので、重塩害に該当する範囲は少なくなります。
まずは、海岸に近くにお住まいの方は「重塩害」「塩害」「一般」のどのエリアに該当するのかを把握しましょう。
「重塩害」「塩害」「一般」のエリアによって、設置可能な蓄電池が変わってきます。
塩害エリアに対応している11機種の蓄電池一覧
次に、塩害エリアで設置可能な11機種の蓄電池をみていきましょう。
塩害エリアに対応している11機種の蓄電池を、下記の4タイプに分けてご紹介します。
✅4つのタイプの蓄電池
① 全負荷対応 ハイブリッド型蓄電池
⇒ 停電時に、操作もせずに家全ての電化製品が使える
② 全負荷対応 単機能型蓄電池
⇒ 停電時に、操作する手間があるが家全ての電化製品が使える
③ 特定負荷対応 ハイブリッド型蓄電池
⇒ 停電時に、操作はせずに一部の機器だけ使える
④ 特定負荷対応 単機能型蓄電池
⇒ 停電時に、操作する手間があって一部の機器だけ使える
まずは、あなたがどのタイプに該当するのかを下図から確認しておきましょう。
今回は、「全負荷対応のハイブリッド型蓄電池」、「特定負荷対応のハイブリッド蓄電池」、「全負荷及び特定負荷対応の単機能型蓄電池」の3つに分けて紹介します。
あなたが希望するタイプの蓄電池のところだけ確認してみましょう。
①全負荷対応のハイブリッド型蓄電池
まずは、全負荷対応のハイブリッド蓄電池のラインナップを紹介します。
4つのタイプの中では、最もハイスペックな蓄電池です。
✅全負荷対応のハイブリッド型蓄電池
気になる蓄電池があれば、下記の記事から詳細を確認してみてください。
②特定負荷対応のハイブリッド蓄電池
次に、特定負荷対応のハイブリッド蓄電池のラインナップを紹介します。
全負荷対応よりもコストを抑えつつ、高い機能を持つ蓄電池です。
✅特定負荷対応のハイブリッド型蓄電池
気になる蓄電池があれば、下記の記事から詳細を確認してみてください。
③全負荷及び特定負荷対応の単機能型蓄電池
最後に、全負荷及び特定負荷対応の単機能蓄電池のラインナップを紹介します。
太陽光発電は設置済の方向けの蓄電池です。
✅全負荷及び特定負荷対応の単機能型蓄電池
気になる蓄電池があれば、下記の記事から詳細を確認してみてください。
わたしがオススメする塩害エリア対応の蓄電池
最後に、わたしがオススメする塩害対応の蓄電池をご紹介します。
蓄電池のタイプ別のオススメをお伝えします。
✅蓄電池のタイプ別のオススメ
全負荷対応のハイブリッド蓄電池⇒オムロン製9.8kWh、16.4kWh蓄電池
特定負荷対応のハイブリッド蓄電池⇒ファーウェイ製5.0kWh蓄電池
全負荷及び特定負荷対応の単機能型蓄電池⇒オムロン製6.5kWh蓄電池
※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中
①全負荷対応のハイブリッド蓄電池⇒オムロン製9.8、16.4kWh蓄電池
まず、全負荷対応のハイブリッド蓄電池でおすすめの蓄電池は、オムロン製マルチ蓄電池プラットフォーム(9.8kWh、16,4kWh)になります。
理由は、2つあります。
✅おすすめする理由
・2021年に発売した蓄電池で性能が高い
・全負荷対応ハイブリッド蓄電池だけでなく、特定負荷や単機能でもカスタマイズ可能
オムロン蓄電池は、蓄電池が流行っていない頃から実績の高い蓄電池です。
これまでのオムロン蓄電池は、特定負荷対応のハイブリッド型蓄電池や単機能型蓄電池しかありませんでした。
全負荷対応型の蓄電池が2021年から発売開始され、さらにスペックが高くなった蓄電池になります。
実績のある蓄電池メーカーなので、自信を持ってオススメできる蓄電池です。
②特定負荷対応のハイブリッド蓄電池⇒ファーウェイ製5.0kWh蓄電池
次に、特定負荷対応のハイブリッド蓄電池でおすすめの蓄電池は、ファーウェイ製5.0kWh蓄電池になります。
理由は、2つあります。
✅おすすめする理由
・パワコンメーカーとしての圧倒的な実績
・コストが安い
ファーウェイはパワコンメーカーとして、コストが安く性能が良いので世界シェア№1のメーカーです。
塩害エリアでの販売実績も多くコストが安いので、これまでの蓄電池コストの常識を壊す蓄電池になります。
2021年の注目度が高い蓄電池の1つであることは間違いないです。
また、全負荷対応にもカスタマイズができるようにもなりました。
③全負荷及び特定負荷対応の単機能型蓄電池⇒オムロン製6.5kWh蓄電池
最後に、全負荷対応及び特定負荷対応の単機能型蓄電池でおすすめの蓄電池は、オムロン製6.5kWhになります。
理由は、2つあります。
✅おすすめする理由
・これまでの確固たる販売実績がある
・コンパクトで設置場所に困らない
多くの太陽電池メーカーがOEM品として採用して販売されている蓄電池でもあり、高い支持のある蓄電池です。
蓄電池本体は、屋内設置ですが設置場所に困らないくらいコンパクトな大きさになります。
塩害エリアへの蓄電池と言えば、オムロンと言っても良いくらい信頼度は高い蓄電池でオススメです。
まとめ-塩害エリアの蓄電池
今回は、塩害エリアに設置できる蓄電池についてお伝えしました。
塩害エリアに塩害対策のされていない蓄電池を設置すると、すぐ壊れてしまうので注意しましょう。
塩害エリアに設置できる蓄電池の中で、あなたが下のどれに該当するかを確認してベスト蓄電池を選んでいきましょう。
✅蓄電池のタイプ別のオススメ
全負荷対応のハイブリッド蓄電池⇒オムロン製9.8kWh、16.4kWh蓄電池
特定負荷対応のハイブリッド蓄電池⇒ファーウェイ製5.0kWh蓄電池
全負荷及び特定負荷対応の単機能型蓄電池⇒オムロン製6.5kWh蓄電池
蓄電池のラインナップは年々増えてきており、基本的には最新モデルの蓄電池の性能が高いです。
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蓄電池の選び方で迷っている方は、下記でタイプ別の16社のおすすめ蓄電池を紹介していますので、よかったら覗いてみてください。
ベストな蓄電池を見つけて、快適な生活を手に入れていきましょう。
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