※2024年4月24日更新
エネがえるの経済効果シミュレーションって信頼性あるのですか?見やすいとは思うけど、信用しても良いのか教えてほしいです。
こんなお悩みにお答えします。
✅本記事の内容
・エネがえるとは?
・エネがえるの特徴、メリット
・エネがえるのデメリット
・エネがえるの信頼性
・エネがえるでの太陽光発電や蓄電池導入のシミュレーション
✅本記事の信頼性
✔太陽光発電メーカーに10年以上勤務(現役)
✔住宅用太陽光発電を月販200棟(2年以上継続中)
✔某大手ビルダーの営業担当(複数ビルダー担当)
エネがえるの長期経済効果シミュレーションは見やすくてわかりやすいですが、信頼性があるのか、また気をつけるべきことが何かあるのか、わかりにくいですよね。
この記事を見てもらえれば、エネがえるの経済効果シミュレーションの特徴(どんなシミュレーションができるのか)やメリットデメリット、信頼性があるのかどうかについて理解できるようになります。
エネがえるとは?
それでは、エネがえるとは何なのかから見ていきましょう。
エネがえるは、電気料金プランの比較や太陽光発電、蓄電池を導入した時の経済効果をシミュレーションできるツールになります。
太陽光発電や蓄電池を購入してメリットがあるのか、ないのかがわかるってことね。
太陽光発電や蓄電池は安い買い物ではないので、本当に購入するメリットがあるのかどうかは一番重要です。
実際に、太陽光発電や蓄電池を購入された方は、ほとんど経済効果があるかどうかで購入を決めています。
環境貢献や脱炭素で太陽光発電や蓄電池を買うというのはあくまで建前で、実際のところは「儲かるかどうか」ということです。
実際に、エネがえるのシミュレーション画面を見てみましょう。
✅シミュレーション条件
・太陽光発電容量は、4kW
・蓄電池は、ダイヤゼブラ電機のアイビス7(7.04kWh)
・契約している電力会社は、東京電力エナジーパートナー
・契約電力プランは、スマートライフプラン
・1ヶ月の使用電力量は、330~340kWh想定
・FIT期間中の売電単価は17円/kWh、終了後は8.5円/kWh
・電気料金の上昇率は2%
4kWの太陽光発電と7kWhの蓄電池で、15年間だと1,449,225円もお得ということね。
そうですね。あとは、太陽光発電と蓄電池を導入しなかった場合に15年間でどれくらい電気代がかかるのかも確認ができますね。(上グラフだと211.8万円)
上のグラフは、15年間トータルでの経済効果シミュレーションですが、それ以外にも多くのシミュレーションデータが確認できます。(後ほど解説します。)
エネがえるの特徴、メリット
次に、具体的にエネがえるの特徴とメリットを見ていきましょう。
他の経済効果シミュレーションと比べて、優れているポイントに絞ってお伝えします。
結論から言うと、エネがえるはお客様の状況(生活スタイルや契約電力)に合わせた経済効果シミュレーションが可能です。
具体的に、どんなことがわかるの?
✅エネがえるのシミュレーション特徴、メリット
・希望する期間での経済効果がわかる
・FIT期間中、FIT終了後の経済効果(節電、売電、蓄電)がわかる
・1日の電気の使い方がわかる
・最適な電気契約プランがわかる
お客様が現在契約されている「電力会社の電力プラン」や設置済みの「太陽光発電容量」、これから設置予定の「蓄電池」や「蓄電池の運転モード」、お客様の「生活スタイル」を加味したシミュレーションができます。
つまり、エネがえるはかなり細かい内容まで反映できる経済効果シミュレーションということです。
言葉だけだとわかりにくいと思いますので、実際のシミュレーション画面を見ながら確認していきましょう。
メリット①:希望する期間での経済効果がわかる
まずは、希望する期間での経済効果がわかる点です。
こちらは、先ほどご紹介したグラフのことになります。
見た目がわかりやすいので、どれくらいの経済効果があるのか一目でわかるのも嬉しいポイントです。
一括で払うのは難しいんだけど、ローンとかのシミュレーションはできないの?
支払いのシミュレーションも可能です。
下記は、蓄電池1,500,000円を15年ローン(年率2.45%)で計算しております。
FIT期間中でも、FIT終了後でも毎月3,000円弱の支払いで蓄電池を手に入れることができるということです。
1日100円で考えると、そこまで負担はなさそうね。
太陽光発電や蓄電池を提案される販売業者は多いですが、支払いまで想定してシミュレーションできるのはお客様にとって安心のある提案になるはずです。
太陽光発電や蓄電池は高額な商品になるため、ローンで買う方がほとんどです。
長期の経済効果だけでなく、現実的にローンで支払いができるのか、家計への負担がどれくらいになるのかが一目でわかります。
メリット②:FIT期間中、終了後の経済効果(節電、売電、蓄電)がわかる
2つ目が、FIT期間中、FIT終了後の経済効果がわかる点です。
太陽光発電での自家消費分(節電分)や売電分、蓄電池への充電分などが色分けされてあるのでFIT期間中やFIT終了後にどんな使い方でどれくらいの収入が得られるのかがわかります。
具体的に、FIT期間中とFIT終了後の電気の使い方のイメージも下記グラフで理解できます。
✅FIT期間中の電気の使い方
グラフ中の自給率は、太陽光発電で発電した電気を売電ではなく自家消費及び蓄電池にどれくらい使えているかの比率になります。
2024年時点で、電気を売るよりも買う方が単価が高いため、できるだけ太陽光発電で発電した電気を自給する(つまり、電気を買わない)方が経済的にお得です。
蓄電池があると売電ではなく貯められるので自給率が上がって、経済的ということね。
✅FIT終了後の電気の使い方
メリット③:1日の電気の使い方がわかる
3つ目が、1日の電気の使い方がわかる点です。
電気の使い方は、お客様の生活スタイルによっても大きく異なります。
だからこそ、太陽光発電や蓄電池を導入した時のシミュレーションが難しいという問題はありました。
しかし、エネがえるは実際に毎月使っている電気使用量からデータを読み取ったり、生活パターンを考慮して、太陽光発電と蓄電池導入による電気の使い方のイメージが可能です。
✅FIT期間中の電気の流れ
✅FIT終了後の電気の流れ
実際にお客様が普段どの時間帯で電気を多く使っているのか、そして蓄電池を導入した時の運転モードを上手くマッチングさせることで最適な経済効果が期待できるということです。
メリット④:最適な電気契約プランがわかる
最後に、最適な電気契約プランがわかる点です。
太陽光発電や蓄電池を導入する場合に、現在契約されている電力プランよりもより良い電力プランも診断してくれます。
下記は、今回の記事で設定している診断条件と最下段に最適な電気契約プランが掲載されております。
※ただし、今回は公平性を保つために電力会社の最適プランは同じにしております。
2016年4月から電力自由化になり、今や電力会社は数百社もあると言われています。
また、数百社の電力会社に契約プランも合わせると、数千プランあってもおかしくありません。
ただ、エネがえるでは数ある電力会社の契約プランの中から、お客様の電気の使い方や導入する蓄電池の内容にベストマッチする電力プランを提案してくれます。
ベストな電力プランに変更すれば、電気代が安くなるということよね?
そうですね。個人的には、太陽光発電や蓄電池導入の経済効果シミュレーションも素晴らしいですが、最適な電力プランを提案してくれるのは、他シミュレーションソフトでは難しく、かなり優れたシミュレーションソフトだと実感しています。
エネがえるのデメリット
次に、エネがえるのデメリットを見ていきましょう。
✅エネがえるのデメリット
・無料のシミュレーションソフトではない
・シミュレーションソフトを使っている会社が限られている
デメリット①:無料のシミュレーションソフトではない
1つ目が、エネがえるは無料のシミュレーションソフトではない点です。
様々なシミュレーションが行えるソフトということもあり、無料で使えるものではありません。
ソフトは、下記4つの料金プランがあります。
無料お試し版(15日)もありますが、基本的に太陽光発電や蓄電池の販売会社が使えるものになっており、個人が使いこなすのはハードルが高いのが実情です。
エネがえるの取扱いを希望する販売店や商社様は、エネがえるのHPでまずはお試し版からシミュレーションを触ってみることをオススメします。
デメリット②:シミュレーションソフトを使っている会社が限られている
次に、エネがえるのシミュレーションソフトを使っている会社が限られている点です。
本業で太陽光発電と蓄電池の営業をしてますが、エネがえるを使用して提案されている会社は限られている印象があります。
エネがえるを取り扱っている会社から提案を受けるにはどうしたらよいの?
下記で紹介する販売店はエネがえるで無料シミュレーション可能ですので、依頼してみてください。
※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中
エネがえるの信頼性
次に、エネがえるの信頼性について見ていきましょう。
シミュレーションの精度が高くなければ、わかりやすい資料であっても意味がないわね。。
エネがえるは、シミュレーションの精度にもこだわりをもっています。
シミュレーション精度が高い理由を、下記で紹介します。
✅エネがえるのシミュレーション精度が高い理由
・電気料金プラン(燃料調整費)を毎月更新
・再生可能エネルギー発電促進賦課金も毎年更新
・電気料金プランはシェア上位100社3000種類以上をカバー
・蓄電池機種は22社87製品以上をカバー
・1ヶ月の消費電力量の実績データから1年間の消費電力量を予測(特許)
・1年間の消費電力量から最適な電気料金プランを選定(特許)
多くの電気料金プランや蓄電池がシステムに内蔵されており、変化の激しい電気料金単価の更新も定期的に実施しているので、信頼性が高いと言えます。
また、1ヶ月の消費電力量から1年間の消費電力量の予測と最適な電気料金プランを提案してくれる点は特許取得済という他社にはできない差別化要素もあります。
予測じゃなくて、実際の電気の使用電力を入れられたら精度高いんじゃないの?
もちろん、実際の消費電力量がわかる方であれば、その消費電力でシミュレーションすることも可能です。
もっと細かくシミュレーションをされたい方は、オール電化(エコキュート)の使用機器やガスの使用量を入れることで、より精度の高いシミュレーションを確認することができます。
シミュレーションソフトを使用していて思うのは、精度を高めるためなのかシミュレーションソフトのアップデートが定期的に行われており、変化に対応していると実感してます。
エネがえるでの太陽光発電や蓄電池導入のシミュレーション
それでは、エネがえるのシミュレーションソフトを使った太陽光発電や蓄電池のシミュレーション結果をお伝えします。
太陽光発電は1kW~10kWの20年間の経済効果シミュレーション、蓄電池は各機種の保証年数ごとの経済効果シミュレーションが確認できます。
太陽光発電の経済効果シミュレーション
まずは、太陽光発電1kW~10kWの20年間の節電+売電の経済効果シミュレーションは下記になります。
太陽電池容量 | 20年間の経済効果 |
1kW | 1,057,342円 |
2kW | 1,585,641円 |
3kW | 2,072,677円 |
4kW | 2,338,336円 |
5kW | 2,825,520円 |
6kW | 2,943,646円 |
7kW | 3,878,483円 |
8kW | 4,111,954円 |
9kW | 4,795,557円 |
10kW | 4,916,303円 |
それぞれの太陽電池容量を設置して、20年間で得られる節電+売電金額の合計金額を算出しております。
また、シミュレーション作成にあたっての諸条件は下記の通りです。
✅シミュレーション条件
・それぞれ容量の太陽光発電を設置
・東京都在住
・片働き世帯で昼間も電気を使う
・1ヶ月の電気使用量は400kWh~700kWh
・2024年に太陽光発電を購入(つまり売電単価は16円/kWh)
・卒FIT後(設置から10年後)の売電金額は8.5円/kWh
・電気料金の上昇率は2%
いずれの太陽電池容量であっても設置する経済的なメリットは大きく、初期費用の償却は8年~11年では回収できる計算となっております。
詳しく確認されたい方は、気になる太陽電池容量の記事を覗いてみてください。
各都道府県の太陽光発電向け補助金も活用すれば、もう少し初期費用の回収年数を早めることも可能です。
蓄電池の経済効果シミュレーション
次に、蓄電池の経済効果シミュレーションを見ていきましょう。
蓄電池 | 保証年数 | 保証年数分の経済効果 |
パワーデポH(12.8kWh) | 15年 | 1,748,558円 |
ニチコンT3(4.9kWh) | 15年 | 1,461,497円 |
シャープ(9.5kWh) | 10年 | 1,329,797円 |
オムロンマルチ(6.5kWh) | 15年 | 1,798,494円 |
ネクストエナジー(9.8kWh) | 10年 | 1,272,960円 |
スマートソーラー(11.5kWh) | 10年 | 1,286,894円 |
ファーウェイ(5kWh) | 10年 | 1,111,708円 |
エリーパワー(5.4kWh) | 10年 | 1,054,816円 |
パワーデポⅣ(3.2kWh) | 10年 | 911,398円 |
ニチコンHYB(12kWh) | 15年 | 1,985,973円 |
アイビス4(4kWh) | 10年 | 954,341円 |
村田製作所(2.3kWh) | 15年 | 1,263,907円 |
エネレッツァ(5kWh) | 15年 | 1,650,509円 |
ニチコン単機能(12kWh) | 15年 | 1,969,261円 |
オムロン単機能(6.5kWh) | 15年 | 1,542,723円 |
シャープ(6.5kWh) | 10年 | 1,119,572円 |
パナソニック(5.6kWh) | 10年 | 929,055円 |
ネクストエナジー(10.24kWh) | 10年 | 1,185,802円 |
スマートスターL(9.8kWh) | 10年 | 1,279,977円 |
デルタ電子(5.6kWh) | 10年 | 1,059,737円 |
アイビス7(7.04kWh) | 15年 | 2,023,207円 |
既に太陽光発電が4kW設置されてあり、卒FITで10年経過した方が新たに蓄電池を設置して得られる節電+売電金額の合計金額を算出しております。
また、シミュレーション作成にあたっての諸条件は下記の通りです。
✅シミュレーション条件
・4kWの太陽光発電を設置済み
・東京都在住
・共働き世帯で、夜間に電気を多く使う想定
・1ヶ月の電気使用量は400kWh
・卒FITで新たに各蓄電池を購入
・卒FIT後の売電金額は8.5円/kWh
・蓄電池は自家消費優先モード
・電気料金の上昇率は2%
補助金などを活用しないと太陽光発電と同じように初期費用を10年近くでは回収が難しいです。
まずは、各都道府県ごとに蓄電池への補助金がもらえるところが増えておりますので確認してみましょう。
まとめ-エネがえる
今回は、エネがえるの経済効果シミュレーションについてお伝えしました。
✅エネがえるのメリット
・希望する期間での経済効果がわかる
・FIT期間中、FIT終了後の経済効果(節電、売電、蓄電)がわかる
・1日の電気の使い方がわかる
・最適な電気契約プランがわかる
✅エネがえるのデメリット
・無料のシミュレーションソフトではない
・シミュレーションソフトを使っている会社が限られている
正直、本業で太陽電池や蓄電池の営業をしておりますが、ここまで視覚的にも分かりやすく細部までシミュレーションできるソフトは初めてです。
太陽光発電や蓄電池を導入検討している方は、ぜひ「エネがえる」で一度シミュレーションをして購入することをオススメします。
※今なら見積依頼と商談で5,000円プレゼント実施中
購入前に必ず納得した上で、太陽光発電や蓄電池は購入しましょう。
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